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栄西 [社寺・和菓子]

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↑建仁寺境内

夜中、朝、昼の温度差がある。
夜中は、蒸し暑くて汗をかく、そのまま寝ていたら朝方グッと冷える。
昼間になると太陽光が強く暑くなる。
バスに乗るとクーラーのスイッチをいれていないのか、蒸し暑い。
早く、薄いダウンジャケットを羽織れるようになって欲しい。

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本日の記事は、生菓子の名前「栄西」から出発している。
おそらく建仁寺開山・栄西(えいさい・ようさい)禅師に由来していると思う。

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↑茶碑

栄西禅師は、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。臨済宗の開祖、建仁寺の開山。
天台密教葉上流の流祖。字が明菴、諱が栄西。また、廃れていた喫茶の習慣を日本に再び伝えたことでも知られる。
2回宋に渡る。帰国の際に宋で入手した茶の種を持ち帰って栽培を始め、日本の貴族だけでなく武士や庶民にも茶を飲む習慣が広まるきっかけを作ったと伝えられる。
茶そのものは、輸入品として日本に入って来ていた。でも日本で茶を栽培し、広めたのは栄西禅師が初めてだと思う。

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↑茶碑の後ろにある「平成の茶苑」

最近、お茶はペットボトルで飲むというのが多い。
他の家に訪問するとペットボトルからお茶を出してくれたりする。
特に夏の場合は、多いですね。
ちゃっとガッカリします。

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我が父がお茶を急須で2日ぐたい飲んでいたのにはビックリした。
「あなたは、親に宵越しのお茶は飲むなと言われてなかったのか?」と怒ったことがある。
ペットボトルのお茶を飲むのは、いまだに抵抗感があります。
ひょっとして急須でお茶を美味しく煎れられない人が増えているのかも。
お茶を飲む時は、気持ちに余裕を持ち楽しみたいものですね。
お茶・・・濃茶、薄茶、玉露、煎茶、紅茶、各種中国茶を適切にいれて楽しめば、豊かな人生が送れるかもしれませんね。
ペットボトルでは、喉の渇きを癒すことはできるけど、心の渇きは癒やせないかも。

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↑長久堂「栄西」

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↑外郎、抹茶あん、備中白こしあん

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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ソニックマイヅル

建仁寺では水石の展示が行われることがあるとお聞きしています。お茶の世界も奥が深いですね。^^;
by ソニックマイヅル (2017-10-02 17:26) 

テリー

京都は、気温の差が大きいでしょうね。
昨日は、1560m の山の上で、車の中で、寝てみました。高ボッチ山なんですが、星の撮影の練習でした。ここも、寒暖差が大きかったです。
by テリー (2017-10-02 17:30) 

京男

>ソニックマイヅルさん、こんばんは。
建仁寺は、他のお寺と違って比較的静かなので好きなお寺。
水石の展示・・・それはしらなかたです。
お茶を楽しむゆとりがこれからの社会必要だと思いますね。
by 京男 (2017-10-02 17:35) 

京男

>テリーさん、こんばんは。
寒暖の差で咽頭炎になりかけ、今日一日でなんとか治しました。寝るに限ります。疲れが溜まっていたようです。
星の撮影ですか。京都市内で絶対無理な被写体ですね。楽しみにさせてもらいます。
by 京男 (2017-10-02 17:37) 

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