SSブログ

北京ダック [食]

DSC06434.JPG
↑久しぶりの東華菜館。

DSC06465.JPG

昨日は、父親と外食をする日。
結構、私にとって修行なんです。
目的をはっきりしてくれない。
つまり何が食べたいのか。
それによって動きが変わります。
予約が必要な場合は予約しないといけません。
父親は「予約なんてしなくてもなんとかなる」と言います。
そんなことはない。
昨日でも行く先々が満員で順番待ちという状態。
春休みが終わったのですが、爺婆や婆婆にとっては暖かいから街に這い出してくるのです。
例えば、人形買い占め事件で有名になった京都高島屋では「大北海道展」をやっている。それに爺婆・婆婆がゾンビのようにウロウロする。
そして、昼になると食堂に群れる。
そういう状況を父親に言っても理解しない。
だから、実際に体験させるために百貨店等をウロウロしてみた。

DSC06436.JPG
↑鶏蛋湯(玉子と野菜のスープ)

予想通り爺婆・婆婆だらけ。
北海道のなにがいいのか私には理解できない。
マスクを着用しないと匂いで頭がクラクラします。
京都人は、北海道に憧れているのかな?
期間も長い期間やっているしね。

DSC06442.JPG
↑蕃茄蝦仁(エビのトマトソースからめ)、これはエビチリではないのです。これnice!

父親が鰻、天ぷら、洋食、寿司とリクエストする。
いずれの店も満員で待たないといけません。
そんなもの私が待つ別けない。
最後にお好み焼のところに言ったら貸し切りだった。
素晴らしい!

DSC06447.JPG
↑北京烤鴨(北京ダック)

父親は、珉珉でも王将でもいいと言い出す。
「行ってもいいけど、肉が固い、野菜が固いと言うじゃない。しかも今日は結構私がいい服装をしているので、ああいう汚い店は行きたくない」と京男。
そこで東華菜館に行こうと自分で決め行く。

DSC06458.JPG
↑これは私が食べたかった

結果は、空いていて快適に食べることができた。
でも父親は、こういう空間は落ち着かない様子。
「高いのと違うか?」といいます。
「高いに決まっている。だから空いている。快適に食べられるじゃない」と京男。

DSC06475.JPG
↑水餃子(スイギョーザ)

確かにこの東華菜館で父親と二人で食事をするのは難しい。
「何が?」量の問題がです。
「ラーメンはないのか?」と質問。
残念ながらここはラーメンは無いのです。
餃子はあるけどね。
でもここで煎餃子(焼き餃子のこと)は、あるけど蒸しギョーザか水ギョーザにした方がいいでしょうね。

DSC06480.JPG
↑工事をしているのは南座。左に見えるのが四条大橋。

結局、私が食べたいものを注文しました。
なら、最初からすべて私に任せたらいいのに。
食べたくないものを私に伝え、後は京男さんにお任せにしておけば間違いないのです。それをわからせるための前半の無駄な動きをしたのです。
父親といえども食べ物に関して私に指図しようとしてはいけない。
しかも、私が支払いをするのですからね。

DSC06489.jpg
↑クラシックなエレベーター

DSC06492.jpg
↑東華菜館の外観

食べ終わって、支払いをしていた。
東華菜館は、テーブルで支払いをするのです。
領収書を発行してもらっている時も席に座っていたのです。
でも父親は席をたって出て行こうとした。
この所作を私に怒られた。
「ゆっくり座っていなさい。落ち着いて。オシッコでもしたいのか?違うなら終わるまで座っていなさい。これ昔から気に入らない所作だよ。家族が食べているのに、自分が終わったらさっさと席を立つ。自分のことしか考えていない。これに関して、小さい時から腹が立っていた。バカな叔父さん達(父親の兄弟)もそうだった。商家で生まれ育ったから、食事はさっさと食べるというのはわかるけど、その必要のない時、待ってやるのも紳士のエチケットじゃないのか!」と言いました。
この件に関しては、母親がいつもブツブツ言っていた点だった。なら言ってやったらよかったのに。舅や姑、父親の兄弟達にね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都
nice!(4)  コメント(6) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 6

ゴーパ1号

おはようございます。
立派な建物ですね!
親子で(しかもお父様と)お食事できるって素敵なことですね。

by ゴーパ1号 (2018-04-13 08:15) 

京男

>ゴーパ1号さん、おはようございます。
昔ながらの建物の中で昔ながらの中華料理。
いいでしょ。天上の高い、自然光の入る所で食事するのが好きなんです。最近は、セルフのフードコートや立ち食いが流行っているけど、それにはついていけません。
父親がもうすこしマナーを心得てくれるといいのですが・・・。
by 京男 (2018-04-13 08:50) 

ゆきゆき

春の北海道展、大北海道物産展がやたらと多いですね。
私「道産子」上京して60年
「記憶の限りを辿っても懐かしいものがありません」
時代の好みが変わったのでしょうかね。
by ゆきゆき (2018-04-13 10:54) 

京男

>ゆきゆきさん、こんにちは。
ああいう催し会場で売っている物産、本当に北海道産なんだろうか・・・どうも怪しいのです。解凍して売っているだけかも。
60年だったら物産が変わっていますよね。
京都でも60年前なら海鮮なんてなかった。焼肉なんてのも一部だった。
ローストビーフなんてのもなかった。抹茶のお菓子なんてのもなかったです。お菓子は焼いた八つ橋、ソバボーロ、泉屋のビスケット、五色豆ぐらいだった。「いもぼう」なんて最近の人間は知らない。
by 京男 (2018-04-13 14:48) 

テリー

東華菜館、すごく、歴史を感じさせてくれる建物ですね。

なんだかんだといいながら、親父さんの外食につきあってあげている京男さんは、立派ですね。

by テリー (2018-04-13 17:57) 

京男

>テリーさん、こんばんは。
ここの雰囲気はいいですよ。エレベーターもクラシックなんです。
衣食住で父親の脳を刺激しています。
by 京男 (2018-04-13 20:22) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

豊国神社の残り桜若緑 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。