お餅を買いに初弘法 [風景]
毎月21日は、東寺で弘法市が開催される。
特に盛り上がる?のは、年末の「終弘法」と年始の「初弘法」。
いつもの月とそれほど変わらないのですが、気分が高揚するらしい。(笑)
↑南門
なぜ、21日なのかというと、弘法大師(空海)さんの命日だからです。
祥月命日は、3月21日です。62歳で入寂されたそうです。昔なら長寿だったのでしょうね。
因みに毎月25日は、天神さんの縁日。
1月25日は「初天神」・・・別に羽織を着て金坊を連れて行かなくてもいい・・・それは落語の「初天神」やぁ・・・。
話したそれそうなので本題に戻ります。
北野天満宮の「天神市」は、菅原さんの誕生日で命日。誕生と亡くなったのが同じ日とは、なんと憶えやすい。さすが天神さんやね。
↑左上にある茶色の木片が気になりました
↑おばちゃんに質問すると「干し大根、私が干しました」とのこと。思わず買ってしまいました。水につけて戻すのに半日ぐらいかかるかも。お揚げさんと炊いたら美味しいだろう。
京都には、こんな言い伝えがあります。
「弘法さんが晴れたら天神さんが雨で、弘法さんに雨が降ったら天神さんは晴れる」と。
21日と25日が同じ天候になることはないと言った。
東寺と北野天満宮は、南北に離れているので、そういうことがよくあります。
今回の主眼は、お餅を買いにいくこと。大阪方面に行く時のお土産にしようと思ったのです。
私は、東寺の南門に出店されるお餅屋さんが好き。
棒餅の色々な詰め合わせがいい。
豆・黒糖・エビ・抹茶・粟が色々入っている。
焼いて、お醤油を付けると美味しい。
最近、デーツフレーバーのバルサミコにつけて食べると美味しいのを発見。
↑朝8時から9時ならこの程度
初弘法・・・別に初弘法や終弘法だけでなく、混みます。だから私は8〜9時までに行きます。9時を越えるとすごい人になります。目的が買い物なら早く行くことをお勧めします。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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