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石蛙 [社寺]

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道風が、自分の才能を悩んで、書道をあきらめかけていた時のことである。ある雨の日のこと、道風が散歩に出かけると、柳に蛙が飛びつこうと、繰りかえし飛びはねている姿を見た。道風は「柳は離れたところにある。蛙は柳に飛びつけるわけがない」と思っていた。すると、たまたま吹いた風が柳をしならせ、蛙はうまく飛び移った。道風は「自分はこの蛙の努力をしていない」と目を覚まして、書道をやり直すきっかけを得たという。

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東寺にある柳がその柳という話がある。ほんまかいな?と思うけど、この石蛙は、つくってあるのだろう。
でもこの石蛙、身軽に飛びつく感じに見えないですね。

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この日は、天気がよかったのでカメが甲羅干しをしていた。悲しいかな、ここのカメは、アカミミガメだ。
日本の在来種であるイシガメやクサガメは少なくなってきているのだろう。
この場所に近づくと足音を聞きつけアカミミガメが顔を出し、こちらを見る。きっとえずけをしている人がいるんだろうな。

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この日も色づいた葉が綺麗に見えた。
こういう秋の色合いっていいものですね。
これでもう少し涼しくなったらもっといいのに・・・。

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東寺の五重塔もいま公開されているらしい。
結構観光の人が来ておられる。

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そうか来年の干支は、寅なんですね。
丁寧にいうと「壬寅(みずのえ・とら)」といいます。
「壬寅」は「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるということらしい。
来年には、新型コロナも普通のコロナになって行くのかな?
新しい動きが始まる年になって行くのかも。
ただ、一昔前のことを続けている組織は潰れてしまうのかも。
ここ2年で、新しい考えや行動をしましたか?

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:社寺 京都
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