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お彼岸は「おはぎ」 [和菓子]

なんか最近、松屋のおはぎが妙に食べたくなっているんです。
例の大きくてしっとりしたやつね。

あれを冷蔵庫で少し固めて食べると全然別のおはぎに変身する。
これはちょっと感激しますよ。

そもそもなんでお彼岸におはぎなんやろね。
いろいろ調べてみました。
時期的には、作るようになったのは江戸末期だろうな。
庶民が砂糖を食べれるようになった頃からの習慣。
1.小豆の効用
つまり昔から小豆は邪気を祓う。特に小豆の赤い色。これをつかったお菓子を先祖に供える。
2.功徳を積む
それから貴重なお砂糖を使ったお菓子ということで、それを先祖にお供えをし、なおかつ近所や親戚におすそ分けをすることによって、功徳を積む。
3.先祖との一体感
おはぎは、餡とご飯を「はぎ合わせる」ということで、二つのものを「合わせる」。
二つのものとは、「先祖」と「自分の心」あるいは、「彼岸」と「此岸」。

そやけど、春の時は、「ぼたもち」というな・・・・。
京都では「ぼたもち」という言い方はしないんです。
なんかモッサイというか田舎臭い感じがするしね。
丁寧な言い方の方を好む京都人としてはそうなんだろうな。
「お」+「はぎ」だものね。
「おぼたもち」とは言えんし。

ちなみに「おはぎ」は、小さい時に嫌いな食品やった。
小さいときは、甘いものが嫌いな変な子どもでした。
お米もあまり好きでないし・・・だから最悪なものだった。
幼稚園の時は、おにぎりが嫌でお弁当がサンドイッチだったんですよ。
母方の祖母がつくるおはぎは、永楽屋サイズだった。怖かったな・・・。
小さい時、おはぎを食べた記憶はないんです。
野菜も肉、魚もほとんど食べなかったし。
いまは、見事に苦手がなくなりましたが。(笑)

そういえば、病み上がりの双子の弟がおはぎを食べるといい。
粒あんときなこを二つペロッと食べました。
もう大丈夫。


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コメント 18

おはようございます。
思った以上におっきかった あのおはぎだぁ~!!
でも、また食べたい。 今度行ったらまた買いに行くつもりです。^^;
by (2007-03-23 09:50) 

京男

>kurumiさん、おはようございます。
そうでしょ。大きいですよね。最初みたらびっくり。
普通おはぎは冷蔵庫に入れないけど、これはいれると美味しくなるように思う。これはうれしい発見。
なんかまた食べたくなるでしょ。
今西軒のおはぎもいいけど、この個性的なおはぎも魅力ね。
by 京男 (2007-03-23 10:30) 

こんにちは~
うわ~! おはぎだ! 
すっごくしっとりな餡だね~。  ツヤツヤ。
子供の頃から好きよ(^_^)  
でもね、よく母や祖母がおはぎを作る為のお鍋の小豆を、ぜんざいに変更させていた。 笑
by (2007-03-23 15:50) 

京男

>四女のこはるびよりさん、こんにちは。
こはるさんは「おはぎ」が好きなのね。
この「おはぎ」はとてもしっとりしているんです。
しかも冷蔵庫に少し入れると美味しいのよ。
おはぎをつくる途中でおぜんざいになったのね。
なんとなくわかるな。
by 京男 (2007-03-23 18:15) 

aia

今の京男さんからは想像がつかないほど好き嫌いの多い子だったんですね。お米、甘いもの、肉、魚、野菜が嫌いって、一体なにを食べて大きくなったのでしょうか…(^^;
by aia (2007-03-23 19:57) 

すー

こんばんは
しもうた!。訪問をわすれていました。何か調子が狂いますね。
残念ながら見るだけで辛いですね。アップの写真から甘い臭いが!

でも、昔より甘いものを少しは食べるようになったかな?
歳かな?
by すー (2007-03-23 20:20) 

京男

>aiaさん、こんばんは。
そうなです。見事に治りましたよ。
小学校までは、一番小さかったんです。
すき焼きでも、麩と脂身しか食べなかったんです。
卵は好きなんですが、アレルギーですぐに蕁麻疹状態。
皮膚科にはよく行きました。
不思議な子どもだったかもね。
by 京男 (2007-03-23 21:25) 

京男

>すーさん、こんばんは。
今日は、どうも調子が狂いましたね。
まあこんな日もあっていいかも。
今日の写真はすーさんにとってインパクトが強すぎね。
もう十年も経てば好きになるかも。
私はお酒はだめでしょうが。
by 京男 (2007-03-23 21:27) 

hiro

こんばんは。
おはぎ、大好きです。
餡がとてもつやつやしてますね。
この時期のお茶の稽古のお菓子はおはぎになります。
先生も私たちが好きなの知ってるから!
by hiro (2007-03-23 22:22) 

hachiko

う~ん、京男さんが小さい頃甘いものが苦手だったなんて信じられない気がします!
 そういえば、小さい頃って「ぜんざい」だとか「おはぎ」だとか小豆の強烈(とその当時は思っていた)な甘さが私も苦手でした。でも、今は大好き♪お茶と食べると極楽!です。
これまた、美味しそうなおはぎですねぇ。あんこが光っている!!
by hachiko (2007-03-24 03:11) 

京男

>hiroさん、おはようございます。
ここのおはぎはユニークなんです。
柔らかい粒あんがのっている。最初はびっくりしますよ。
お茶のお稽古でおはぎを使うの?
それもいいのかもしれませんね。
先生はよくツボをご存知なんですね。
by 京男 (2007-03-24 04:53) 

京男

>hachikoさん、おはようございます。
和の甘さは小さいときは苦手でした。粘り気のある甘さがいやだったんだろうな。おはぎは当てはまるんです。ぜんざいも。
最近の和菓子は昔のにくらべて、甘さも味も進化しているように思います。
ちょっと濃いめのほうじ茶とおはぎは合います。
ここのは、食べる前に冷蔵庫にいれるともっと美味しくなる。
これを発見したのは収穫でしたよ。
by 京男 (2007-03-24 04:57) 

せつこ

こんばんは。
私は母から、
「春の彼岸は牡丹が咲くので「牡丹餅」と言い、秋の彼岸は、萩が咲くので、「お萩」と言って風流を楽しんでいただいた。」
と聞いてます。
だから、今も春は「ボタンモチ」なまって「ぼたもち」となりましたが・・・。
秋は「おはぎ」と言って、食べることにしております。
by せつこ (2007-03-24 21:33) 

京男

>せつこさん、こんばんは。
今日も大阪に今西軒のおはぎをもっていきました。
朝一番なのに人が並んでいました。
まだお彼岸なんですね。
京都のお餅屋さんや和菓子屋さんでは、おはぎと花見団子、桜餅がでています。もう春ですね。暖かいんですよ。それもまた急に。
身体がついていくのに必死になっています。
服装も難しい。
牡丹餅と萩餅。使い分ける方がいいかもしれませんね。
なぜか京都では、「おはぎ」という言い方しかしないんですよ。
by 京男 (2007-03-24 21:45) 

魔女子

こんばんわ!
すごっ!!でかいですね(゜▽゜)
3人分ぐらいありそう!(笑)
「冷やし固めると別物」っていうのが気になります。食べてみた~い!!
by 魔女子 (2007-03-25 01:05) 

京男

>魔女子さん、おはようございます。
びっくりでしょ。これね。冷蔵庫にいれて少しずつ食べるのがいいんです。
普通おはぎは、固くなってしまうけど、これはそれがいいの。
これは年中ありますから、京都土産にいかが?
by 京男 (2007-03-25 08:28) 

ゴーパ1号

〈ゴ〉はおばさんになっても「おはぎ」はちょっと苦手^^;
…なるほど。だから京さんのお弁当はサンドイッチだったのかぁ。
前にコメントをいただいたとき、なんでかなーって思ってたんです。
by ゴーパ1号 (2007-03-25 10:57) 

京男

>ゴーパ1号さん、こんにちは。
ゴーパさんは、おはぎが苦手なんですか。
私は、ご飯が苦手な時があるんです。実家の柔らかいご飯とか苦手。
湯炊きのぱらぱらの外米とかは好き。
外国に行っても日本食にはこだわらないんです。現地のもので満足する。
幼稚園の時からサンドイッチなんです。お気に入りは、ドライカレーのサンドイッチなんです。ご飯喰いじゃなくておかず喰いだし。
なんでだろう。
by 京男 (2007-03-25 11:34) 

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