お彼岸やね [和菓子]
もう春の彼岸の入りですね。
春のお彼岸は、春分の日を中日に前後3日間。
つまり、昨日17日から彼岸の入りになり、20日が中日、23日が彼岸の明けになる。
彼岸という言い方は「到彼岸」を略したものです。
これはインドで使われている詞のひとつサンスクリット語の
「パーラミター」(波羅蜜多)を訳した言葉で、文字通り彼岸へ到達するという意味。
彼岸とは「悟りの世界」を意味し、
迷いや苦悩に満ちた此岸(つまりいま住んでいるところ)に対して、
彼岸つまり極楽浄土のことを指している。
仏教で大事なことは、生きている内に「悟る」こと。
悟らないで死んだのでは、「仏さん」にならない。
これはかなり厳しいことのように思う。
だから、本来、死ぬ前に悟らなければいけないんだそうです。
これが「即身成仏」ということかな。
総本家駿河屋「菜の花」
「どうしたらええんやろ・・・?」
六波羅蜜(ろくはらみつ)を実行しなさいとあるおっさん(坊さん)は言わハル。
1.布施/他人へ施しをすること
2.持戒/戒を守り、反省すること
3.忍辱/不平不満を言わずに耐え忍ぶこと
4.精進/精進努力する
5.禅定/心を安定させること
6.智慧/真実を見る智慧を働かせること
きんとん、粒あん
なんか難しそうやね。
でも、これを毎日やりなはれということなんだそうです。
「ムツカシヤ〜!ムツカシヤ〜!」という声が聞こえてきそう。
総本家駿河屋「早蕨」
そこで、せめて年に二回(お盆は別)ご先祖さまのお墓にお参りし、感謝と冥福を祈るろう。
そして心新たに六波羅蜜の教えを思い出し実行しようということらしい。
なんかお寺の営業の匂いがせんでもないな・・・。
上用、黒こしあん
「往(ゆ)ける者よ、往ける者よ、彼岸(ひがん)に往ける者よ、
彼岸に全(まった)く往ける者よ、さとりよ、幸いあれ」
おはようございます。
彼岸の入りですねぇ~なんか京男さんのBlogでないと忘れます。
お墓参りも行かないといけないかとは思うのですが・・・
「早蕨」はお彼岸にピッタリの控えめで上品な和菓子ですね。
by Syun (2008-03-18 07:48)
おはようございます。
お彼岸ですね。本当に温かくなりました。季節は正直ですね。
私も、お墓参りに行かなくては・・・
by すー (2008-03-18 08:13)
>Syunさん、おはようございます。
季節は、お彼岸になってきています。
たまには、「彼岸」について考える時期なのかも。
別にお墓参りをするということじゃなくてね。
ようするに子孫が元気で楽しく生きていてくれたらご先祖さまたちもうれしいと思います。
普通なら「おはぎ」なんですが、どうも絵にならない。
京都では、年中「おはぎ」なんです。「ぼたもち」といういい方は普通しないかも。
by 京男 (2008-03-18 08:13)
>すーさん、おはようございます。
あっという間にお彼岸。これが終わるともう本格的に春。
というかなんかもう春の陽気ですよね。
仕事が忙しいんですね。しっかりね。
by 京男 (2008-03-18 08:16)
おはよ~
昨日、スーパーへ行ったら、「お彼岸」のチラシが大きく貼られていた。
いつか和菓子屋さんで、総本家駿河屋「早蕨」に似たものを見たよ。
いただきま~す。
by こはる (2008-03-18 09:17)
こんにちは。
六波羅蜜・・・・・
数えるほどしか出来ておりません!!
仏教といえば、チベットが心配ですね。
いつもでも祈っているだけでは済まないような気がします。
この「菜の花」はいい色に仕上がってますね!!
by BPノスタルジックカーショー (2008-03-18 14:23)
>四女のこはるびよりさん、こんにちは。
お彼岸とお店に書いてありますね。でもほとんどの人がお彼岸ということを理解していないかも。
「早蕨」に似たものを見つけたのね。買いですね。(笑)
by 京男 (2008-03-18 15:03)
>BPノスタルジックカーショーさん、こんにちは。
六波羅蜜・・・確かにできません。
でもあきらめずに続けたいです。
同じ仏教国としてチベットには同情します。
中国もチベットも「力愛不二」ということを理解しなければいけないのかも。
菜の花は、咲いた状態はあまりみたことないんです。蕾でないと食べれない・・・から。
by 京男 (2008-03-18 15:05)
こんばんわ。
菜の花、きれいですね。光っているみたいで幻想的です。
「早蕨」かわいいv さりげないデザインがすてき。
お花がいっぱいの季節が到来ですね。
by 魔女子 (2008-03-18 20:48)
菜の花を見ると
あー春だなぁと感じます
黄色がきれいですよね
「早蕨」こういうタイプの和菓子には弱いです
本当に…
by piano (2008-03-18 21:57)
今晩は!
彼岸の意味、六波羅蜜の意味、
しっかり解りました。
ありがとうございます。
ボンヤリわかったつもりで過ごして
いる行事が多いです。
ありがとうございました。
by pomme (2008-03-18 22:06)
>魔女子さん、こんばんは。
京都では、菜の花は珍しいかも。大体食べるのしか知らない。
「早蕨」いいでしょ。シンプルなのが結局いいのかも。
これからは、お花がいっぱい。花粉もいっぱいだけど。
by 京男 (2008-03-18 22:06)
>pianoさん、こんばんは。
黄緑、黄色、ピンク・・・これからは、春一色。
上用お好きですか?
しっとりとしたこしあんが美味しいですね。
by 京男 (2008-03-18 22:07)
>pommeさん、こんばんは。
仏教のことも意外と知る機会がないですね。
意味がわからなくて、なんとなくお経を聞いたりしている。
それは、ちょっともったいないかもね。
語り継いでいく方がいいかも。
「無財の七施」なんかも実戦的かも。
by 京男 (2008-03-18 22:09)
「菜の花」季節感現れてよいですね。
「上用」の焼き印は、わらび かしら。
お彼岸ですね、仏教と関わりのある生活って結構ありますね。
今日義母の納骨でした。
仏教国チベット、気になりますね。
by せつこ (2008-03-18 23:26)
外には菜の花が咲き乱れ、内には六波羅蜜の法話が流れ、総本家駿河屋の銘菓が並び、、京男さんのブログのありがたいこと…
by はまひるがお (2008-03-19 01:33)
>せつこさん、おはようございます。
春らしい色です。そろそろ本格的に春かも。
体がなかなか馴染みません。
上用の焼き印はわらびでしょうね。
京都ではなかなかみられません。
最近、仏教的なこと、神道的なことがわからない人が増えています。
これはちょっと問題かもしれませんね。
確かに同じ仏教国としては気になります。
by 京男 (2008-03-19 06:03)
>はまひるがおさん、おはようございます。
まだまだ表面だけのことしかわからないんです。
もっと深く理解して、早く実践しなければいけないですね。
by 京男 (2008-03-19 06:05)