京男トイレを覗く? [社寺・和菓子]
そろそろ梅の季節が近づいてきた。
いまぐらいの季節が一番好きやな〜。
今年はあたたかい。
さて今日は伏見稲荷の続きなんです。
稲荷山の頂上から降りたことのない道を降りました。
iPhoneのGPSで位置を見ようとしたら、なななんとわからない。
あてにならない電話やね。
ほどなく住宅地みたいなところに降りてきた。
さらに駅と思われる方向に向かって歩く。
すると大きなお寺が見えてきた。
「大きいお寺だ。何寺かな・・・」と思ってみてみるとビックリしました。
なんと東福寺じゃないですか。
二駅も歩いたことになる!!
これには、驚きました。
いつかの時と違って雪はなし。
なんか拍子抜けしました。
さて表題にはいります。
この建物が東司です。
通称百雪隠(せっちん)。つまりトイレです。
一度に百人の坊さんが用をたせる施設なんです。
この建物重要文化財なんです。トイレも永くあると文化材なんだ。
お寺にとってトイレは重要な収入源なんです。
京都市内でも昔は水洗トイレじゃなかった。
まあ鴨川に水洗の人もいただろうけど。
たまった屎尿は、農家にとって必要で汲みとらせてくださいと各家にまわってこられた。
それで畑の肥やしにしていた。重要なことでした。
いまは、水洗で処理してしまいますね。
よく考えたら昔の方が循環型の社会だったかもしれませんね。
ひょっとして硝石なんかの材料にもなっていたのかな・・・。
農家は汲みとりの費用として野菜とかをもってくるのです。
お寺はそれで修行僧の食事や現金集中としていたそうです。
だからこういう東司はとても重要な建物だった。
なんかすごいでしょ。
これは浴室です。
まあいまは使ってないとは思います。
和風の蒸し風呂方式です。
臥雲橋から見た通天橋。
これがオフシーズン風景です。
これでは観光客は来ませんね。
↑長久堂「それぞれの花」
立春になりそろそろ春が本格的になりますね。
↑きんとん(煉切)、小倉あん
Twitter→@kyo_otoko
コメント 0