龍安寺春爛漫 [社寺]
↑鏡容池
龍安寺(りょうあんじ)は、大抵の人が名前をしっている。
金閣寺や銀閣寺、清水寺もそうですね。
でも以外と知らないのがそういう観光の寺。
京都人は、行ったことがない人が結構いる。
いつでも行けるという意識があるんだろうな・・・。
京男もその一人。
なんかそういう観光地に行くのが、お上りさんみたいで恥ずかしい。
↑小さな島に弁財天の祠があります
龍安寺は、臨済宗のお寺。
ちなみに京都の禅寺といえば大抵臨済宗が多い。
↑侘助が侘びしく咲いていた・・・
↑石楠花(しゃくなげ)
現在の日本の臨済宗は江戸時代に白隠が中興したものらしいです。
公案という難解な問題に対して思考を深めていくような形式が特徴。
もう一方の禅に曹洞宗がある。
日本の曹洞宗は、道元が始めた。総本山は福井の永平寺。
只管打坐(しかんたざ)ひたすら座禅を組み続けて悟に到るという宗派。
地方で多いのが特徴。
黄檗宗という禅宗もあります。
どちらかというと臨済宗とよくにています。
↑この門が正式な門なんだそうです
※公案の一例
「隻手の声(せきしゅのこえ)」
片手でする拍手の音を聞いてみよ。
普通の常識では聞こえないですよね。
これを師匠に答えなければならないのです。
無分別な京男はすぐに聞くことができました。
あなたはどうかな?
なんか前置きが長い。
この龍安寺は、京都的にいうと前の戦争(応仁の乱)の後、東軍総帥の藤原北家が徳大寺家の山荘を譲りうけ、創建したお寺。
当時は、文化人や武家に流行っていた臨済宗のお寺にした。
石庭は明日のお楽しみ。
↑4月17日ベランダ桜、昨日の風で散ってしまいました。若葉がきれい
Twitter→@kyo_otoko
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