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京都御苑の近衛邸跡近辺の桜 [風景・和菓子]

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これは、先週初めに撮った写真です。
いま現在の状態ではありません。
念のため。
写真が多くて記事が追いつきません。

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最近、京都御苑も観光の方に認識されて人が多くなってきましたね。
いいのか悪いのかよくわかりません。
というのも京都御苑は、枝や土の手入れがいいのです。
だからあまり人が周囲を歩くと土が痛む。
結果的に木を弱ってくる。
ただ近年のお寺のようにライトアップしていないからまだいいのかもしれません。

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高校時代の後輩に植木関係の仕事を継いだ人がいます。
彼にいわせるとLEDのライトアップは、木によくないのだそうです。
人間と同じように睡眠不足はよくないらしい。
なるほど、ここ数年でかなり桜や紅葉する木が弱っている。
寺院からすると観光される人の入場料も大切な収入源だから仕方ないのかもしれませんけど。
結果的に一番の桜や紅葉が弱って商品価値がなくなる可能性もありますね。

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近衛邸跡の説明をしておかないといけなかった。
近衛家は、5摂家(せっけ)一つ。
摂家とは、鎌倉時代に成立した藤原氏嫡流で公家の家格の頂点に立った5家のこと。
大納言・右大臣・左大臣を経て摂政・関白、太政大臣に昇任できた。近衛家・九条家・二条家・一条家・鷹司家の5家があります。
つまり公家の家に生まれないと関白にもなれないのです。
豊臣秀吉でさえ、近衛前久の猶子(ゆうし)つまり緩い養子になり、関白になったのです。
すごいですよね。家系で政治の中枢をになってきたのですから。
その近衛家の邸宅がこのあたりにあったのです。
京都御苑を歩いていると歴史を感じますね。

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↑鶴屋吉信「花筏」

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↑外郎、黒こしあん

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↑2013年4月3日午前8時、昨晩の雨になんとか耐えて咲いていました。

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↑蜘の糸で花びらが止まっているのがすごい!

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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MANTA

とても綺麗な桜ですね! 私も御所を通ることはしばしばなのですが、見に行ったことがなかったです。今度(来年春!)、見に行ってみたいと思います。
by MANTA (2013-04-19 19:13) 

京男

> MANTAさん、こんばんは。
御所の桜は、土がいいのでしょうね。元気なんです。それと枝振りがいい。最近、ちょっと知られてきたので人はだんだん多くなってきます。
でも普通の日なら大丈夫かも。
by 京男 (2013-04-19 19:35) 

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