半夏生 [風景・和菓子]
「半夏生」は、
今年は7月2日〜6日
今日は、もう小暑・・・蓮始開(はすはじめてひらく)です。
そうか蓮の花が開く頃なんですね。
植物の半夏生は、半化粧 (はんげしょう)とも書く。
女性が化粧をしている時、ピンボーンとインターフォンが鳴り、出ると冷凍の宅急便とのこと。
思わずそのまま玄関先にでてしまう。
気が付くと化粧が半分(上下or左右)。
眉を半分描きかけとか・・・。
顔は半分だけ出し、片手だけ出して荷物を受け取るイメージですね。
そんな時に限って配達担当がイケメンだったりする訳で・・・。
七十二候(しちじゅうにこう)の「半夏生」は、「夏至」の末候となります。
いつもなら梅雨後期になり、田植えが終わる時期。
結構、大雨になるのもこの時期です。
本来なら半夏生の時期から暑さが本格的になる。
今年はちょっと異例ですね。
さて、夏はいつまで続くのやら。
目標は、「夏を無事越そう!」ですね。
↑塩芳軒「半夏生」
↑羽二重、白あん
農村では、半夏(はんげ)の天候によって豊作になるか凶作になるかを占ったり、麦の収穫祭をおこなうなど、農業にとって大切な目安の日です。
関西地方では、田に植えた稲の苗がたこの足のように大地にしっかりと豊作になるようにとの願いから、たこを食べる習慣があって、甘露煮、柔らか煮、酢だこ、天ぷらなどが作られます。
京都市内では、タコは食べませんね。
鴨川にいませんものね。
今月は、鱧月だけど最近、我が家で鱧は食べませんね。
八坂さんには悪いけど、キュウリばっかり食べています。
お寿司でもカッパ巻きだし・・・。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
塩芳軒「半夏生」、いい色合いですね。とても気に入りました。
by ねびれ親爺 (2013-07-16 21:20)
> ねびれ親爺さん、おはようござます。
このグリーンがいいですよね。しかも羽二重ということでとてもやわらかいのです。
by 京男 (2013-07-17 07:26)