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シュトレンの季節 [洋菓子]

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シュトレン(シトーレン)はドイツの菓子パン。
フルーツケーキと同じようにこの時期がよく似合う。

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久しぶりに神戸のフロインドリーブから取り寄せた。
私は、ここのが一番好き。
他のお店のは、スカスカでどうもいけません。
このシュトレン、食べるようになったのは京女の影響かも。
一番大きな2.5キロぐらいのを買って、薄く切って楽しみます。
日にちが経つと粉砂糖やバターが浸透して味に深みが出てくる。

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これを食べ終えたら、クリスマスになります。
だからといって、我が家はアーメンさんじゃないし、クリスマスは何もしません。
クリスマスの三日後に長女の誕生日があり、その時にケーキを用意するのです。

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プレゼントは、いつまでしたかな・・・。
子供が四人もいると買って来て隠しておくのが大変だった。
サンタのおじさんの侵入ルートも話しておりました。
当時、当家は元造り酒屋のゲストハウスに住んでいたので、敷地内に煙突があったのです。だの煙突から侵入し、我が家の物干しに来て、窓から入ってくる。
なんて話していましたね。

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神戸のフロインドリーブで思い出すのは、スフレタイプのチーズケーキ。
調理師学校に行っていた時、授業中にここのチーズケーキを初めて食べた。
隣にいた足立君と二人で食べた。
食べて二人で「?!」となった。
食べ物で衝撃を受けたのは、あれが初めてだった。
なんでこんなに美味しいのか?
悔しかった。
それ以来、しばらく実家に帰った時は、必ずチーズケーキを焼いていた。
チーズの種類をいろいろかえ、作り方も工夫するのだけど、同じ味にならない。
悔しかったな。
教授に就職できるか?と聞いた。
就職したら秘密がわかると思ったのね。
「あそこはちょっと無理。ビゴさんのところなら行けるけど」と言われた。
あの時、就職できたら行っていたんだろうか。
また、ビゴさんの所に行ったらどうなっていただろう。
でもどちらも選択しなかった。
学校に残って欲しいといわれたけど、それもしなかった。
ついでに料理の世界にも就職しなかった。
なぜか?
いまのような世の中になるのが予測できたからかも。
なら、オレは食べる側になると決心した。
「知音の人のためなら料理はつくるけど、わけのわからない味覚音痴のために料理は作りたくない」と偉そうに思った。
それは正解だと思う。
同期の人たちはどうしているだろう?

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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Twitter→@kyo_otoko
タグ:洋菓子
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