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五風十雨 [風景・和菓子]

タイトルの言葉は、書の師匠からいただいた額装の言葉。
「五風十雨(ごふうじゅうう)」とは、世の中が安泰であることのたとえ。また、気候が順調で農作物に好都合であること。
五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降るの意から、気候が穏やかで順調なことで、農作物によいとされる。
また、転じて、世の中が平穏無事であること。
『論衡』に「五日にしか一たび風ふき、十日にして一たび雨ゆる」とあるのに基づく。
「五日一風、十日一雨」ともいう。

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でもよく考えたら、人間って勝手ですよね。
自分にとって都合のよい天候や気温を求めます。
でも自分と他人の都合で利害が違ったりします。
常に自分がいいと考える。
そこに争いの種が出現。
なかなか「なすがまま、あるがまま」という状態になれないものですね。

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いろいろな視点で物事を観るのが必要。
特に人の上に立つ立場の人は、必須です。
目前というのも大切ですが、百年二百年のサイクルで観るのも必要。
長期・中期・短期という時間的な要素。
ここと向こう、場合によっては宇宙という場所的な視点。
自分と他人という視点。
視点を自在に替えないといけない。

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↑亀屋良長「清流」

ニュースで政治屋が「戦略」という言葉を使っている。
好きなんですね。そういう勇ましい言葉が。
でも中身は「戦術」というより「戦闘」レベルの思考しかしていない。
それが、人相にあらわれている。
イケメンというよりいい人相の人を選びましょう。
そんなことを言っていたら、該当する人がいない!
そうです。それが正解です。
自分のできることからやりましょう!

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↑きんとん、粒あん

本日は参議院選挙ですね。
しっかり選びましょう。
自分の利害でなく、日本の未来のために。
行ってもしかたないというのもわかります。
選ぶ人がいないのもわかります。
でも先人たちが苦労して勝ち取った選挙権です。
文句をいうなら行ってからいいましょうね。
※選挙権が18歳になったけど、少年法の改正についてはどうなのかな・・?あまり話題に上らないけど。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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