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男階段、女階段 [社寺]

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知恩院の三門を過ぎると階段があります。
この階段が結構急なんです。
三門もあがるときかなりハードらしい。
普段は公開されていないそうなので来月公開されたら一度見に行きます。

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こんな風に手すりもついていないのでちょっと怖いかもね。
でもあまり手すりをつけるのも景観上よろしくないか。
この階段が急なので、通称男階段という名前がついています。

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三門の右側に行くと「智慧の道」という石碑がある。
ここからいくと「智慧」がつくのかな・・・。

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そこから比較的なだらかにのぼっていくのが「女階段」
なだらかで優しい印象。
最近の男女をみていると、女性は男階段をササッとあがっていきそう。
京女がここの高校のバスケット部だったそうです。
この両階段をいつもランニングしていたそうです。
智慧がつかずに体力がついたのかな・・・(小声で)

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女階段をのぼったところにこの石碑がある。
坂村真民(さかむらしんみん)さんの「念ずれば花ひらく」の文字が刻まれている。
この坂村真民さん(1909〜2006)は、仏教詩人。
この言葉の意味は、
「何ごとも一所懸命念ずるように努力すれば、自ずから道はひらけるということ」

「念」って「今の心」って書きますね。
「いま、この瞬間を懸命に生きることをイメージ」し、そして身体を動かす。
何も思わず、ただ漠然と待っていてもなにも起こらない。
いまの国民って結構こういう状態じゃないかな。
国がなにもしてくれない・・・なんてバカなことを考えたり言っても仕方ない。
例え、弱々しくても自ら光らないとだめだと思う。
みんなが自分で光れば、暗い考えの指導者は存在できなくなるのと違うかな。

「自灯明・法灯明」というのに似ている。
この言葉は、お釈迦さんが入滅する前に弟子に言った言葉。
意味は「他者に頼らず、自己を拠りどころとし、法を拠りどころとして生きなさい」。
「法」とは法律とかじゃなく、自然(宇宙)の道理にかなった法則のこと。

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
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