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年輪の味がする玉子サンド [食]

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年輪の味といってもバウムクーヘンの話と違うえ。
玉子サンドの話。

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以前、京女とこのお店の前を歩いていた時に話題になったのがこの「コロナ」。
おじいさんがひとりでつくったハルそうなんです。
でも私のまわりの人で行った人がいない。
私も行ったことがなかった。
このお店の開いている時間が午後5時からだしね。
私はランチの人間(?)だし。
暗くなったら家に帰らんと・・・不良やと思われるし・・・。

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この日は朝から何にも食べていない状態だった。
なぜか最近、そういう状態が多いな。
この日は、大阪だった。
大阪からの帰り阪急電車に乗りながら「そうだ、コロナに行こう!」と思う。
おそるおそる行って見ると明かりが見えた。
お店は、昭和の香りがものすごくする。
ちょっと不安になる雰囲気かも。
カウンターにすわる。

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メニューを見ると結構面白い。
特ビフカツというのはどんなものが出てくるんだろう・・・?
時価のエビフライとはいったいどのようなものなのか?
注文したら3800円だったという話も聞いたことがある。ほんとうだろうか?
ビフカツサンドとカツレツサンドの値段が1000円も違うのは?
フルーツポンチってどんな状態なんだろう?
なぞが多いメニューです。
「皆様の店コロナ」というのがちょっとかわいい。
今回は、とりあえず名物(?)の玉子サンドを注文。

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このマスター、お歳が90歳を超えておられるらしい。
それだけですごいと思わせます。
仕事を目の前でずっと見ていました。
玉子は、一人前で3個ぐらい使う。
玉子をゆっくりと片手鍋に割り、手前の白い調味料※を入れ、
結構手早く短い時間かきませフライパンで焼く、
その間にトーストした一枚にソースを少々のせ、
もう一枚トーストを乗せ、押しつけソースを移す。
後は焼けた玉子を乗せる。
あまりきれいでない乗せ方ではありますが。
パンの耳を包丁で切られるのですが、ほとんど切れてなかった。
(思わず厨房に入って自分で切ろうかと思った)
できあがった△形が少々くずれて、パンだけがはずれたのを目撃。
パズルのように元に戻すのにかなり長時間試行錯誤したハッタのが印象的だった。(思わず厨房に入って自分でなおそうかと思った)
※玉子の味付けにコショウを使っていなかった、白い粉の正体は、塩、砂糖、化学調味料の混ぜ合わせたものとみました。

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できあがったのがこれです。
すごい玉子でしょ。
フワフワとして味もついているんです。

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祖父のような年代の方に料理を作ってもらうのが申し訳ないような、懐かしいような、うれしいような、不思議な気持ちになってしまいました。
いつまでもできるだけ現役でいてくださいね。

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この店は、カウンター5人、お座敷6人、テーブル6人ぐらいの広さ。
満席で個々に違うものを注文したらどうするんだろう。
おそらくひたすら待つしかないだろうな。
お土産にサンドイッチを注文する人も結構いるし。
このマスターまことに無愛想。一口も聞かなかった。
お手伝いの女性がいるので注文には不自由はしませんでした。
食べ終わったら「ごちそうさま!」と言ったら
「おまっとうさんでした」とこたえてくれはりました。
「コロナ」地図

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 洋食
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