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やっぱり不思議・・・岩本社 [社寺]

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上賀茂神社の川沿いの道を歩くと岩本神社があります。
岩の上に置いてあるような不思議な祠。

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祭神は、底筒男神・中筒男神・表筒男神の3柱。
住吉大社の祭神として有名な神で、日本神話の古事から、祓えの神であると同時に、海上安全守護の神としての崇敬を集めている神です。
なぜ海上安全の神様が京都の奥にあるんだろう?
ちょっと不思議やね。

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この3柱の説明。
『古事記』の最初の国産みの後日談です。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、火の神を産んで亡くなり黄泉の国に行った妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を追いかけ黄泉の国に行ったけれど、妻に追われ、黄泉国から現世へ逃げ帰った伊邪那岐命は、死の国の穢を祓うために「橘小門の阿波岐原(筑紫の日向の橘の小戸の阿波伎原らしい)」で禊ぎをした時、水底(みなそこ)で滌(すす)ぎ給うた時に生まれたのが底筒之男。同じく水中で生まれたのが中筒男神、水上で生まれた表筒男神。
「滌ぎ」の「滌」は動かすという意味がある。一種の魂振り(鎮魂法)なんだろうな。
また『古事記』には、この三柱の神は、墨江の三前の大神なりとある。
墨江は後の住吉のことで一般には住吉三神と呼ばれている。
大阪や神戸でいう住吉さんやね。

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祠のまわりの岩も苔むして貫禄がありある。

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小川の流れの音もどくとくの雰囲気を醸し出しているように思う。
なんだかシーンとする感じなんです。

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元々は祠でなく大きな岩が祠の役目をしていたのだろうな。
祠はあとでくっつけた感じががする。

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どういう経過でここに祀られたのかな。
考えると不思議です。

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
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