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猛暑らしい [和菓子]

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↑本家玉壽軒「保津川下り」暑い日は、こういう生菓子とお茶がいいですね。

梅雨が明けた途端、猛暑がやってきた。
京男の場合、暑いのはあまり好きになれない。
機嫌ようしているのは、気温が10度ぐらいかな。
だから37度は、ちょっといやかも。
でも夏場は、ずっと半ズボンだし、別にスーツにネクタイなんて服装をしなければそれほど問題ない。靴だってサンダルか下手だしね。

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↑吉野羹、白こしあん

それから最近の傾向ですが、しなくていい「情」を交えないというのもある。
具体的に書きます。
気温が37度なら、みなさんはどう反応されますか?
実際に気温を測ると37度だとする。「ああ気温は37度だ」と事実を確認します。
そこで終わります。
「情」を出すと事実確認だけで済まないでしょ。「37度だ!身体が辛どい。熱中症になる!」と思ってしまう。そうなると「念い」が動く。身体が別に辛い別でなくても、辛どいと考えると、本当にそうなる。

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↑千本玉寿軒「緑涼」

だから「情」というか「念い」を起動させないことがいいと思う。
37度なんだ。ひょっとして裸で暮らしても大丈夫なんだ!ぐらいは考えていいけど、それで大変でもないのに「大変だ。身体が変になる」なんて考えないことです。
事実だけを頭に入れ、具体的に対応しないといけないなら、そうすればいい。
よけいな心配とか不安を持たないことです。

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↑水羊羹

テレビのいけない所は、そういう不安を煽るのが一番だめな点です。
事実を事実として伝えればいいのです。
新型コロナの報道も事実だけでいい。不安を煽る必要はないのです。
不安を煽る情報発信に乗らないのが健康的に生きるコツかも。
ネットの情報だってそうですよ。
街を歩きながら、バスや電車に乗りながらずっとスマホを手に持ち、見入っている人が多いですね。あれは危ないことだと思う。
たまには、スマホをカバンに片付ける必要があるかもね。
不安に苛まれたら情報断食というのもお勧めです。
情報断食をしても死にはしません。
自分の五感と六感を研ぎ澄まし生きるのもいいものですよ。

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↑和くら「冷麺」

●松の花粉を練り込む?

不思議な冷麺を食べた。
メニューを見ると麺に松の花粉が練り込んであるらしい。
不思議なので調べてみました。
韓国では、松の花粉が美容健康にいいらしいのです。
引用してみます。
免疫力を高めるにNO1!
人体が必要とする多様なアミノ酸 ・ビタミン・微量元素・黄ケトン類・核酸、および不飽和脂肪酸などの栄養物質が豊富に含まれています。まさに、大自然から人類へ贈られた天然の栄養の宝庫です。
「ローヤルゼリー以上の有効成分を含んでおり、造血作用があり、効果はスタミナ増強、貧血、老化防止、糖尿病、肺炎に良いそうである。糖尿病に良いのは、副腎を活発化するするものがあるので、インシュリンの分泌が促される結果だという。」
なんだそうです。確かに松の実は、亜鉛が多く含まれ、身体にいいのはわかっていましたが、花粉も役に立つとは驚きですね。
ひょっとして杉花粉なんかも身体にいいのかもね。

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でもこの冷麺を食べた程度では、なんともならないでしょうけど。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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夜桜 [和菓子]

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夕方、タクシーで木屋町を走るとまだ綺麗に咲いていた。
でもそろそろ終わりやね。

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夜の桜は、どうも不気味に感じる。
人を狂わせる気みたいなものがあるかも。
坂口安吾の『桜の森の満開の下(さくらのもりのまんかいのした)』の影響かもしれない。
人がいるからそうも感じないけど、もし誰も人がいなかったら怖いと思う。
人の性(さが)と桜の精が夜という時と出会うとき、怖いものがわき出してくる。
夜桜をみているとそういう人間の性や業(ごう)みたいなものを引き出す妖気があるように思う。
そんな感じがするんです。
そんな気持ちになるのは私だけかな・・・。

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↑末富「夜さくら」(黒糖羊羹)

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それと梶井基次郎の『檸檬・ある心の風景』の本の中に「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている」という文章の影響もあるかも。
「死体」と違って「屍体」というのはなんだか怖いね。
それと夜に祇園あたりを歩くのもあまり好きじゃない。
魑魅魍魎、百鬼夜行の跋扈する陰の時だからかな。
そういう時と場で自分がなくなるほどお酒を飲む危険性を感じていないのかな。
無防備な人がいかに多いことか。

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↑実際の桜より綺麗かも

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↑美味しくいただきました

夜桜って本当は、ライトアップなんかしない方が雰囲気かもしれない。
満月に照らされた夜桜は、いいそうです。
いまは、なんでもライトアップ。
あれは、木を弱らせる。
地中に電気配線も良くないらしい。
でも社寺は、拝観料を稼ぐために夜間拝観を実施していますね。
やればやるほど、桜は弱る。
結局、元も子もなくなるでしょうね。

和菓子

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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いいお月さんでした [和菓子]

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昨日と一昨日は、久しぶりに綺麗な満月が見られた。
折角なので満月を鏡にうつしたりして遊んでいました。
昼間はまだ暑かったけど、朝晩は涼しい。
嬉しいなぁ・・・。
このまま、早く冬になって欲しい。
私の快適気温が10度ぐらいなんです。
高齢になってきても、それは変化しません。
そこが父親と違うのかも。

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↑本家玉寿軒「名月」

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↑こなし、白こしあん

でも冬になっていくと新型コロナの感染が広がるのかな?
イメージとしては、正月が木っ端微塵なんですけど。
これは、外れてくれた方がいいかもね。

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↑紫野源水「大沢の月」

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↑やっぱりこの意匠が好き

トランプだって新型コロナに感染?
ちょっとカッコ悪い。
自分でワクチンのテストができるからいいチャンスやね。
しっかりおきばりやす。

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↑半錦玉羹(煉切・小豆あん、二重あん)

最近、京都市内も人が多くウロウロするようになった。
高齢者も多い。
大丈夫なんかな?
まあ、また感染が広がったら規制したらいいのか。
こればかりは、人間様の都合で事は進行してくれない。
外に出られる時にしっかり遊んでおくといいのかも。

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暑さは続くように感じる・・・ [和菓子]

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今年は、新型コロナの影響でもないだろうけど、夏が変だ。
だいたい梅雨明けが遅かった。
そのためなのかどうかわからないけど、秋が遅れるのかも。
猛暑の影響か野菜の値上げがすごい。海水温が高いのでサンマも不漁だとか。
昔は、お盆を過ぎると「海で泳いだらあかん」と言ったものですが、まだ海で泳いでいる人がいる。盆も無かったようなもんですからね。
海水温が上昇してクラゲも融けた?
日本周辺の自然が変?
全地球的の変化なのか?

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↑京都鶴屋鶴壽庵「広沢」

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それでも秋は来るのでしょうね。
早く秋冬になって欲しいものです。
でも新型コロナが元気になってくる?
ワクチンが開発されたというニュースはある。
でもワクチンの治験は十分になされているのだろうか?安全でないワクチンはイヤですね。できれば自然に感染して、自分で抗体を作るのが一番かも。

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↑くず

だから感染しても重篤化しないために出来ることをした方がいいと思う。
・過剰に不安や心配をしない
・ビタミンDとCを摂る。できれば自然のモノから。
・よく眠る
・腸活をしっかりする
・よく笑う
・腹式呼吸
・適度に日光浴
地上波のテレビは出来るだけ観ない。不安になるだけ。クダラナイニュースしかやってない。客観的に観たらドタバタ喜劇を観ているようなのですが。みな真面目に観ている。自分で考え、行動するのがいい。人やテレビ、国の言っていることはどうも信用できない。
なんて、観じております。そうそう感(情)はよくないですよ。観音さんの「観」がいい。観は、時空を通して物事を見ることということだと思う。感情的に物事を判断してはいけません。

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国や役人、大企業のほとんどは、ボーッとしている。為す術がわからないのかも。
過去のデータを分析しても、未来を予測できない。経験したことならわかるのだろう。平和ボケしたリーダーたちは、だめですね。今は非常時・戦時です。
国や大きな組織は金縛り状態になっている。いまのコロナ禍が過ぎたら、元の状態に戻ると本気で考えているのだろう。
オリンピックが本当にできるといまだに思っているだろう。
リニアモーターカーも完成する。
大阪万博もできると考えている。それにしてもあのマークは酷い。私は学生時代、担当教授大高猛先生が大阪万博のマークをつくられたのを見てきている。レベルが全然違うと感じております。オリンピックだって昔の亀倉雄策先生のモノがいい。
私の世代のグラフィックデザイナーたちは悲しい気持ちになっているだろう。
もうあんなイベントを考えること自体感覚的に古い。
夢と希望なんてあまり感じられない。志よりお金、人の為より自分の為、未来より今だけ・・・そのように思えます。

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↑二條若狹屋「秋日」

なにが悪くなった原因なんだろう?
教育?家庭の躾?
戦後の復興は見事にできたけど、失ったものは大きいのかも。
初期化して一から再構築した方がいいのかも。

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↑上用、黒こしあん

何を書いているのか?
写真は、生菓子なんだけどなぁ・・・。
そういえば和菓子も衰退して来ているように思う。
技術のキチンとした継承がなされているのだろうか?

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最近、小売業でレジ袋有料化が進んでいる。
地球環境・・・と言っている。嘘ですよ。利益率が悪くなっているだけです。
儲かっていないので無料で袋をおつけできませんと正直に言えば納得するのに。
昨日、バスの中で紙袋を見た。
パンがゴロゴロしているでしょ。パン屋は、酷いと思う。自分の作った商品をお客様に渡す時、トレイから個装したパンをこうやって入れろと言うのです。私がパン職人なら悲しくなる。個装するのも悲しい。高いパンなのに美味しく見えない。二次発酵の技術も未熟になってきて、形が悪い。値上げもできないから材料の質や量を減らしている。パンが好きなのに悲しいです。せめて紙袋に入れて渡して欲しいと思う。

暑さの成果、腹が立つことが多い。マスクをしている売り子さん、もっとしっかり発音して欲しい。何を言っているのかわからない人が多い。しかも酸素が足りないのか頭と身体の動きも遅いお人が多いのが気になる。

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うっとうしい雨ですねぇ [和菓子]

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よく雨が降りますねぇ・・・。
人に会うとそういう話しになる。
人は、マイナスで共感し易いのかも。
でもそういう会話は危ないかも。

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↑亀屋良長「夏小立」

なぜ危ないのか。
ダンダン、マイナスの共感に慣れ、当たり前になる。
結果、マイナスの状態が三次元的に顕現し易くなるから。
もちろん、百パーセント再現性はない。でも危険性は回避した方がいいだろうな。

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さり気ない会話でも蓄積すると危ない。
できればプラスの共感にして置きたい。

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↑くず、白こしあん

タクシーに乗っても運転手さんと何らかのコミュニケーションをとります。
行く先だけ伝えるという方法もあるにはあります。でも普通に何らかの会話をした方が運転手さんも乗る方も安心ですね。
知らない人と密室状態で時間を共有するのですから。
「私は、怪しい人間でない」と伝えたいのが普通。
私は、毎日ほどタクシーに乗ります。だから顔見知りの運転手さんの車に乗ることが結構あります。乗って前に別れた話しの続きができる。そして行き先を言わなくても行ってくれる。これは安心。
でも普通、そういう状態にならない。
だから会話をする。

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↑総本家駿河屋「水ぼたん」

マイナスで共感しないためにどういう会話にするか?
マイナスをちょっとプラスにして返して行く?
例1、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「これで水不足にはならないですね。よかった」
例2、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「雨の時ならお客さんが乗る確率が高いからちょっと嬉しくありませんか?」
例3、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「喉のぐらいが湿気で調子いいです」
というような調子です。

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↑錦玉、道明寺、白こしあん

こういう地道な作業で、自分の心からマイナス的なモノを少なくして行く。
その事は、ツキを維持する上で大切なことのように思えます。
また、相手のマイナス的な要素を少なくするという功徳もあります。

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