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さざれ石 [風景・和菓子]

下鴨神社の続きです。
糺の森を抜け、人間エリアに入ります。
神様エリアなのかなぁ・・・。

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最近、こういう神社の建物を見ると白ける。
人間の生臭い感じがしてくるのです。
神職さんは、そんなことを言うと怒るだろうな。
でも私はそう感じます。

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結婚式の人達も3組ぐらい見かけました。
最近、こういう神社で結婚式をあげるのが流行りかも。
それと二人で結婚式の前に写真を撮りにくるというのもあるらしい。
インスタ映え狙いなのかもね。
でも自分たちの結婚式の写真をSNSにアップしたりするのかな?
私には考えられないことです。
いまだに結婚式の動画を恥ずかしくて観られない。
女性はそうじゃないのかも。

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そういえば京男と京女もホテルの神前だった。
神主の口調が面白く、笑いをこらえるのに懸命だったことを憶えている。
披露宴では、進行がうまく行っているのか気になって、落ち着かなかった。
そして、ひたすら食べていた。
ホテルに自分だけ、違う料理を注文しようとしていたけど、だめだった。
引き出物は、私の関係だけ違っておりました。
ダサイモノを渡すのは、嫌だったしね。
そんなのをフト思いだした。

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↑下鴨神社のさざれ石

さて、本日の生菓子に因んだ写真。
下鴨神社の「さざれ石」。
国歌にでてくるでしょ。
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の
 巌(いわお)となりて 苔(こけ)のむすまで」
の「さざれ石」ね。

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さざれ石の科学的を書いておきます。
さざれ石は、もともと小さな石の意味であるが、長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウム(CaCO3)や水酸化鉄が埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化したものも指す。学術的には「石灰質角礫岩」などとよばれる。石灰岩が雨水で溶解して生じた、粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝結していき、石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできる。

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↑嘯月「さざれ石」

なんて書くと味気ない。
はじめ石も似たようなモノかな・・・。
はじめ石は、京男の結石。(笑)
真珠みたいに体内でコーティングしたらいいのにね。
ブラックオパールみたいになったらお宝になる。

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↑粒あん、あわ羊かん

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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苔って不思議な植物 [風景・和菓子]

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↑この日はやたら木が気になった

本日の写真の場所は、下鴨神社の摂末社※の河合神社。
この日は、建物に全然興味がそそらなかった。
糺の森や植物が気になってしかたなかったのです。
※摂末社/神社本社とは別に、その神社の管理に属し、その境内または神社の附近の境外にある小規模な神社のことで、摂社(せっしゃ)と末社(まっしゃ)と併せた呼称である。枝宮(えだみや)・枝社(えだやしろ)ともいう。

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本日主役の苔も綺麗でしたね。
小さな存在なのに宇宙を感じる存在。
次元ってありますね。1次元、2次元、3次元、4次元、5次元・・・11次元ぐらいまであるらしい。
われわれは、主に3次元に生きている。感覚的には、4次元や5次元も同時に生きているのではないかと思っています。ひょうっとしてですが、大宇宙のような大きな広がりでなく、素粒子の中のさらに奥に高次元が広がっているのかも。
高次元では、大きいとか強いとかあまり意味をなさないのかもしれない。

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苔を見ているとそんな高次元の世界をわれわれに見せてくれているように思います。
神仏は、高次元の存在ですよね。
われわれと時間の概念が違ったり、大きさが概念が違っていたりするのかも。
ダークマターや重力波の世界は、神仏の世界に通じていくのかも。
そんなことを考えていました。
「それがどうしたのか?」と言われそうやけどね。
これからの時代は、そういう目に見えに世界も大切な要素になるように思います。

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↑この小屋みたいなものは、鴨長明さんが住んでいた家、もちろんレプリカでしょう。居心地が悪そうな家です。バスやトイレはなさそうです。上の苔は、屋根のところにあった苔です。

苔の話に戻ります。
苔の花言葉がありました。
「母性愛」「信頼」「孤独」「物思い」
「母性愛」なんてぽったりですね。すべてを包み混みますよね。

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↑嘯月「深山の秋」村雨、白こしあん

誕生花で苔という月日がるのをご存知ですか?
私は、初めてしりました。
1月29日と12月2日がそうです。
該当する日が誕生日の人に苔を贈ってあげるといいかも。

こういう場を歩いていると面白い考えが浮かびます。
場の力なんだろうな。

和菓子

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美人になりたい [社寺]

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本日は、下鴨神社にある河合神社。
ここは、下鴨神社の摂末社で、境内の糺の森の中にある「瀬見の小川」の西側にあります。
祭神は女性の守護神である玉依姫命が祀られています。
古くから女性の美の神様として信仰されており、安産・育児・縁結び・学業・長寿の神様ともいわれています。

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だから境内に女性がウロウロしていたのね。
しかも、美人祈願の絵馬があったりする。
この絵馬って結構個性があって面白い。

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境内に来ている女性は、これから御利益を得ようとする女性が多いですね。
早く願いが叶うといいですね。

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そうそう久しぶりに砲弾を触ってみました。
これは、「日露戦役褒美ノ砲弾」なんです。
これを見ているといつも、結石の時、助けてもらった坐薬を思い出す。
いまも冷蔵庫に収納してある。
あの痛さだけは、不快ですからね。
結石は、人生で二番目に痛かったものです。
一番は、股関節が骨盤に入り込んだ時、牽引をするため、太股に金属棒を突き通された時が一番痛かった。麻酔をしたけど大腿骨部分がとても痛かった。もう一本刺されたえら秘密を吐いてしまったところだった。
あれいらい、鮎の塩焼きにちょっと同情するようになりました。まあ、食べはしますけど。

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私の神社ができたら「尿路結石褒美ノ坐薬」となどという記念モニュメントが安置されるかも。
3ミリの尿路に15ミリの石を造ったという偉大な業績ですからね。

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「今」+「心」=「念」 [食]

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↑鳳泉「焼売」シューマイ

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↑「雲耳肉片」キクラゲ

昨日は、お客様デーでした。
11月は、他府県の人が突然来られたり、電話があったりすることが多い。
春も多いですが、秋も多いですね。
久しぶりに話して、昨日別れたように話せる方が好き。
昔の話しかしない人は、ちょっとつらいかな。
私は「今」を話すのがいい。
「未来」もいいけど、「5分後の未来」だって可能性の数だけ存在するように思うのです。話すことに意味はないということはないけど、じゃまくさい。

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↑「古老肉」スブタ

これからの時代に生きる対応策に「念」がある。
想うことは実現する。
この想うことはとても難しい。
「念」という字は、「今」の「心」と書きます。
いまとここに意識を集中する。簡単そうで難しい。
集中も中途半端ではいけないのです。
視野が広がるぐらいの集中がいい。
武術で「八方目」というのがありますが、視線を1点ではなく四方八方に目配りをするような意味です。集中の度合いが進むと突然視野が広がるような時があります。
視線を目を動かさずそれをする。
さらにすすめると空間的な八方目から波動というか気の問題にまで行きます。

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↑「韮黄春巻」ハルマキ

これは、武術だけでなく、日常生活に有効です。
「忖度」という言葉が流行りましたね。本当の忖度とは今から未来という時間的な物事を観る(この場合は、観という字を私は使う)ことがとても大切な作業。
そういうことをするためには、「念」つまり、「いまとここ」に心を集中すること。
書くのは簡単だけど、実行は難しい。でもそういうことを身に付けないとAIに負けます。

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↑「蕃茄蒸牛肉」トマト牛肉

なんか私のメモ書き的なものになりました。
無視してください。私のメモですから。
さて写真の説明です。
なんか急に話しが変わります。
でも、ちょっと関係あるのかな?

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↑「撈麺」エビカシワソバ

昨日は、お客様が上洛されました。
食事をご一緒しました。
色々な種類を食べたいので、京女も参加してもらいました。
場所は、鳳泉。
土曜日ということもあり、席を確保しておいた。
店の外で行列なんてのは、困りまうからね。

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↑「鮑甫鶏球」アワビカシワ

車で来られたので、アルコールを飲めなかったのがちょっと気の毒でした。
でも、お料理は楽しんでいただけたと思います。
本当は、民生と思ったのですが、スケジュール的に大阪方面はむつかしかった。
三人ならこれぐらいは食べられます。

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↑「ポテト」

そうそう本日の写真は、いつもと違って兄貴分のカメラ(DSC-RX1R)で撮ってみました。だからちょっとすごみがある絵になったと思います。
このカメラをもうちょっと外に持ち出した方がいいのかも。

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糺の森に神宿る [風景・和菓子]

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昨日、下鴨神社に行ってみた。
糺の森に行きたくなったのです。
なぜなんだろう?
まあ、行きたいと心が思ったら逆らわないようにしています。
ちょうどお天気もよかったしね。

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テレビで寒い寒いと言っていたけど、全然寒くなかった。
きっとマスゴミの心が寒いのだろう。
バスに乗るとムッとするような、居心地の悪い温度と湿度と匂いだった。
マスクを持ってきたらよかった。

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帰りは、タクシーに乗ったけど、暖房がはいっていた。
どうなっているんだろう。
おかげでちょっと汗をかいてしまった。

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でも糺の森は、快適だった。
鳥居とか見えてくると快適な雰囲気がなくなる。
それが昨日はよくわかった。
糺の森には、神と呼ばれるエネルギーがあるけど、鳥居や社殿には、神はいないのだと思う。所詮人間が作り管理している場所ですからね。
だから生臭い雰囲気が漂う。
しかも、観光客がドロドロとして欲望で願っている。
いい縁が授かるように・・・と。
いい縁が授かりたかったら、まず自分がいい縁にならないといけないのだと思う。
もし、社殿に神様がいて、浮浪者のように垢まみれの汚い、悪臭プンプンの人間が社殿に来て、小銭を賽銭箱い入れ、大胆な願いを言う。
神様も嫌になるだろう。

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神様は、糺の森の空間に存在するかも。
みなさん、拝む所を間違っている。

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よく考えたら今日11日は、妹の祥月命日だ。
中学3年の時、病気で亡くなった。
生まれたのが1月1日、亡くなったのが11月11日。
よく勉強ができて、クラスの人気者だったらしい。
その逆が私。
両親に、なにかと比べられた。
中3ぐらいの成績や評判で、その子を評価してはいけない。
知識を記憶することを否定はしませんが、これからの時代あまり役に立たないかも。
AIに負けてしまうような頭の鍛え方は役にたたないかも。
直観や意識力の時代がもう来ている。

なんて考えながら糺の森を歩いていました。

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↑嘯月「山みち」

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↑こなし
この生菓子、面白い形ですね。こういう抽象的な意匠が京都らしいと思います。

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