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寒いと、こういうのが美味しい [食]

昨日は風が冷たかった。
外出したくなかったけど、実家に行かないといけない。
いつもなら市バスに乗って行くところだけど、今週と来週は市バスも道路・・・特に東大路通は、だめなんです。
なぜ?紅葉の影響です。テレビでもやっているでしょ。「東福寺の紅葉が見頃」とかね。絵的に紅葉が密集している所を撮影し、見頃だと言っている。ウソですよ。ちょっとさぴいて聞かないといけません。
しかも東福寺なんか行ったら、いつもの臥雲橋や通天橋は満員状態で立ち止まって写真を撮ってはいけないのです。だから一番撮りたい紅葉風景は撮れませんよ。

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清水寺だって、いま本堂が工事中だからさほど綺麗な写真は撮れない。
南禅寺や永観堂は、人が多くて絵にならない。
どこも騒々しい状態。
どこか良い場所があるのかな?
あるんはあるけど、書いてはいけないのでかきません。
いけずやね。

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↑永正亭「たぬきうどん」京男発註

さて実家に行く前に腹ごしらえ。
早めの昼食と食べる。
昨日は久々の永正亭。
ここも最近テレビ等で有名になって来ているので混む危険がある。
でもなんとか座れた。
ここは、我が家の御用達。
子供たちを連れてよくきました。

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↑寒い日はこういうのが一番

食べたメニューは、たぬきうどん、のっぺいうどん、そして木の葉丼(小)を注文。実に京都らしいうどんと丼。
京都人は、普通、カツ丼とか海鮮丼、牛丼を食べないのです。
基本は、おがげさんや椎茸が主流。
昔の京都は底冷えだったので、あんかけ系+おろし生姜が多い。うどんはもちろんこしのないタイプ。最近流行りの讃岐うどん系は食べません。ぶっかけなんてのも食べない。
あんかけ系の場合、さぬきうどんは合いませんね。

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↑「木の葉丼(小)」京男&京女

いま、京都でよく食べられている料理は、全然京都らしくないものが多い。
肉といえば「かしわ」つまり鶏。上等の場合は「鴨」です。
卵とじは結構ある。
「けいらんうどん」なんてものは、京都らしい。
卵を溶いて、あんかけにしたものです。
寒い京都には、最高の贅沢。
あと大活躍する食材は、おあげさんです。

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↑「のっぺいうどん」京女発註

ラーメンというのはどうやろ。
こってりしたラーメンも京都らしいのかな?
私は、ラーメンを食べないのでようわかりません。

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↑のっぺいうどんの入っているモノを京女が見えるようにしてくれた。

観光にこられた時、こういう京都らしいうどんや丼を食べるといいですよ。
この土地でしか食べられないしね。
牛丼や牛カツサンドなんて、どの地方でも食べられます。
抹茶のスイーツ?そんなモン京都人は食べません。
薄茶とちゃんとした生菓子の方がいいと思います。
並んで、抹茶パフェとかティラミスなんて、抹茶をしらないお人の食べ物。
本当の抹茶の美味しさは、加工用の抹茶ではわからないのです。

とぎれとぎれで書いたのでまとまりの悪い内容やね。
すんませんなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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菊花 [風景・和菓子]

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↑西本願寺の国宝・飛雲閣にある鐘楼。

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菊が鑑賞できるギリギリの季節になってきました。
京都各地で菊花の展覧会が開催されています。
菊をここまで育てる努力は素晴らしい。
私には、絶対できない。

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重陽の節句(9月9日)の季節は、夏真っ盛りで菊を鑑賞しようにも特別に栽培しないと咲いていない。
いまぐらいになると菊を楽しもうという気持ちになる。

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菊花の香りは、邪気を祓うそうです。
だから葬式の時は菊なのか・・・。
母親の葬式の時は、私の閃きで赤い薔薇を注文した。
祭壇に赤い薔薇。
いかにも母親らしい。
それを棺桶の中にいっぱい入れてやりました。
さぞや満足したでしょう。
でも邪気につれていかれたかも・・・。
というのも、葬式以来音信不通なんです。
なんちゃって。(笑)

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この菊の花、漢方的に効能があるそうです。
中国の生薬として、日本では漢方として利用される。
めまい、眼の疲れ、解毒、消炎、鎮静作用、高血圧などに良いとされる。
心当たりの人はいませんか?
だからと言って、葬式の時、菊の花を食べてはいけません。
農薬がかかっていますからね。

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中国では、プーアル茶や緑茶なんかにブレンドして飲んでいます。
また菊花酒として楽しんでいるそうです。

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↑嘯月「春日野」

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↑上用、こしあん

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歩きました [風景]

昨日は、午前中宅急便を出さないと外出できなかった。
宅急便のお兄さんに電話をすると急いで来てくれた。
頼んでみるものですね。

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↑アマゾン「ヘレカツサンド」

早く終わったので外出。
歯科医院に行きたかった。
この間の工事部分の微調整。
舌が触る部分がまだキザギザしているのが気になっていた。
この段階が大切なんでしょうね。
これがうまく行ってないと舌癌になる。

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↑きっとこの後、歩くためのエネルギー源

歯科医院で雑談をする。
有益な生の情報は貴重です。
それが終わってから、今度は散髪に行く。
誰も見ていないのはわかるけど、自分で気になるのです。
私自身の志気の問題。
また散髪屋さんで雑談。
いつからしゃべりになったんだろう?
ひょっとして「喋ったっきり老人」になっているんだろうか?

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散髪が終了し、ランチへ。
ランチは、アマゾンねっ!
アマゾンと言っても通販ではない。
サンドイッチと珈琲が美味しい喫茶店。
名前は、通販のアマゾンよりずっと昔からあります。
昨日は、とても混んでいた。きっと博物館の「国宝」の影響でしょうね。

ランチの後、いったん家に帰ろうかと思ったけど、微妙に時間がない。
夕方に造形芸大に行かないと行けなかったのです。
ええいままよと写真を撮りに行く事に決めた。

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この後、京阪電車に乗り七条駅から三条京阪移動、三条から東西線に乗り「蹴上」駅まで移動。
蹴上から南禅寺〜永観堂〜哲学の道〜銀閣寺〜京都造形芸大まで歩く。
銀閣寺が山だったのは計算外だった。
階段の登り降りが予想以上に多かった。
永観堂は、光の状態がよくなさそうだったので、中に入らなかった。

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昨日は、最近の私としては多い11キロぐらい、歩数で換算すると15,000歩。
股関節が鈍く痛み出して来た。
これぐらいが限界なのかも。

これで当分写真のネタに困らなくなりました。

和菓子

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神様より粟餅 [甘味その他]

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↑北野天満宮本殿。こういう角度で見るのははじめてでした。

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北野天満宮って久しぶりに行ったかもしれない。
随分境内が変わってしまっているのにびっくりした。
いままでなかった建物が建っていたり、御土居の所が紅葉の名所になっている。
菅原さんは、紅葉も好きやったし・・・。
梅の時以外は特に見るものもなかったのにね。

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↑なぜか気になったカット

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↑入場券のお菓子。中身を撮るのを忘れました。

御土居の所がウネウネと登り降りさせられて、高齢者や杖を使っている人間には不親切なつくりになっていました。
梅の時のように入場券に茶店でお茶が飲めるようになっています。
茶店から梅苑が見えるだけなので、いまの時期は殺風景でした。
お茶は、ポットに入ったお茶飲み放題。

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↑粟餅所・澤屋

出ようとしたらアートスペースみたいなところに入った。
そこま別の料金みたいでした。
結局、元の道を戻りました。
目的は、神社でなく粟餅だったので、本殿をパスして粟餅所・澤屋 (あわもちどころ・さわや) へ。

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↑粟餅

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粟餅は、昔のままでした。
ちょっとホッとしました。
お持ち帰りもできるけど、店で出来たてを食べるのが美味しいですね。
一度父親をつれて行ってやりたいな。
ここで粟餅を食べさせて、両親が結婚を反対され、駆け落ちして北野天満宮の近くのアパートに住んでいた。私が誕生し、結婚を求められたらしいのです。その話を聞き出さなくてはいけません。
駆け落ちして住んだのが、実家の近くなのがいかにも両親らしい。
なんで反対されたのかな?
父親と母親は、幼なじみなんです。
きっと父親が憧れたのかもね。

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あれっ!どうしたん? [社寺・和菓子]

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最近、よく五条大宮方面によく行く。
いつもは、バスで四条方面や京都駅方面にいきます。
そろそろ西本願寺の銀杏の黄葉の季節と思いました。
他の場所の銀杏は黄葉が始まっているしね。

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天気もよく、暑くもなかったので歩いて行った。
歩くには、良い季節になった。
思い切りスピードをだしても汗だらけになることはない。
嬉しいな・・・。

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いつものように大宮通から堀川通に抜ける道を歩き、西本願寺の北入り口から入り、銀杏の所に行った。
その時の写真が一番上の写真。
なんかダイエットに失敗したような雰囲気になっていたのです。

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↑台風21号で枝が6本折れたそうです。

まだ黄葉は進んでいなかった。
まだんだ・・・と思いながら回りを歩いた。
四枚目の写真の角度で見た時、ショックだった。
「あれっ!どうしたん?」と叫んだ。
酷い状態になっている。
病害虫にやられたのかな?
調べてみたら台風21号の被害でこんなになったそうです。
知らなかった。
この銀杏、推定樹齢が200年らしい。
これから立ち直るのは、どれぐらいかかるのか。
※参考/昨年の状態(2016年11月9日)は、このような状態でした。

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↑樹齢400年の「水吹き銀杏」

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↑この銀杏は例年通り

「水吹き銀杏」の方も心なしか、葉がすくないように見える。
上の銀杏のような太い枝は折れなかったけど、多少被害があったのかもしれないですね。
新聞をとってないから、こういう事件は見落としてしまったのかも。
ショックでした。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「落葉」

太平洋の海水温が上昇し、台風も大型化の傾向がある。
人間の意向と関係なく、地球が大きく動き出して来ているのかもしれない。
人間は、ちょっと遠慮をして生きた方がいいのかも。

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この大銀杏を見てそう思いました。
それと京都の紅葉ですが、紅葉の葉が汚いのです。色が鮮やかでない。だからなのかライトアップがやたら多い。きっと水商売のお姉さん状態。化粧をして夜のライトの下で見ると綺麗だけど、昼間会うと別人。そのような状態にダンダンなってきている。ライトアップで木が弱ってきているのでしょうね。

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↑こなし、白こしあん

最近の京都の社寺、チャラチャラしている。観光客が来るから嬉しいのかな。でも社寺は儲かっていないでしょうね。京都市の観光による歳入ってそんなに多いんだろうか。多いのなら迷惑をかけている市民から市民税を高く取るのはいけないと思う。
チャラチャラして拝観料を取っている社寺から10%ぐらい徴収すればいい。
人の心を救う活動をしたはるなら、税金はとったらあかんと思うけどね。見世物には、税金を取りましょう。営業収入なんだから。

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