五山送り火・・・お精霊さんまたね [行事]
末富「京五山」懐中ぜんざい
昨晩、8時から点火されました。
・「大文字」(左京区浄土寺・大文字山。20時00分点火)
・「妙・法」(左京区松ヶ崎・西山及び東山。20時10分点火)
・「舟形」(北区西賀茂・船山。20時15分点火)
・「左大文字」(北区大北山・左大文字山。20時15分点火)
・「鳥居形」(右京区嵯峨鳥居本・曼陀羅山。20時20分点火)
以上の五山で炎が上がり、お精霊(しょらい)さんがあの世に帰えらハリます。
ちょっと寂しい瞬間なんです。
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吉田神社、節分祭はミステリアス [行事]
吉田神社の節分祭は、規模はいろいろあったでしょうが室町時代にさかのぼることができるそうです。
この奥に大元宮があります。いつもはひっそりとしている場所。
節分の時だけ一般の人が入れます。
祭神は、天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろづのかみ)、北方奥には東神明社で天照皇大神、西神明社で豊宇氣比売神が祀られている。
東西から本社を囲むように配置された諸神社には、式内神三千百三十二座(全国の神々)。
小さい時から日本全国の神さんがこの日にキヤハルンヤと親に教えられていた。
大元宮正面に立つのが厄塚。
みんなの厄を負ってもらうという節分信仰の中心なんです。
日常普通に生きていても、少しずつ溜まっていくのが厄。いわゆる日常厄というやつです。
人間だれでも心の奥底に心に潜む鬼を持っています。それらと厄神なんかをこの塚に封じ込め、社殿と繋がった注連縄により八百万の神との感応し、一年の健康を祈るものなんだそうです。
京都の神社行事は、この個人の厄対策が多いですね。
災難や病気の原因は「厄」だからでしょうね。
現代の世界はきっと「大厄」がはびこっているかも。
これは方相氏の木像。
結構かわいいと思いませんか?
これは、追儺式の最後に、上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち疫鬼を追い払う様子です。
結構遠くまで飛んでいました。当たったら痛いだろうな。
桃弓は桃の神秘的な力が悪鬼の祓に利用された。葦矢も古くから邪気を祓うものとされていて、桃弓と葦矢で手強い悪鬼を打ち殺すと考えられていた。現在でも初詣でいただく魔よけの「破魔矢」にはヨシの茎がつかわれているそうです。
桃は陽気の花で陰気を祓う力があるんだそうです。
桃太郎という名前もきっとそういう言い伝えから名付けられたのね。
黄鬼さんを見たからこの日のディナーは、ビィヤントの野菜カレーをいただきました。
やっぱりね〜。今年もよろしくとおばちゃんにご挨拶。
この奥に大元宮があります。いつもはひっそりとしている場所。
節分の時だけ一般の人が入れます。
祭神は、天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろづのかみ)、北方奥には東神明社で天照皇大神、西神明社で豊宇氣比売神が祀られている。
東西から本社を囲むように配置された諸神社には、式内神三千百三十二座(全国の神々)。
小さい時から日本全国の神さんがこの日にキヤハルンヤと親に教えられていた。
大元宮正面に立つのが厄塚。
みんなの厄を負ってもらうという節分信仰の中心なんです。
日常普通に生きていても、少しずつ溜まっていくのが厄。いわゆる日常厄というやつです。
人間だれでも心の奥底に心に潜む鬼を持っています。それらと厄神なんかをこの塚に封じ込め、社殿と繋がった注連縄により八百万の神との感応し、一年の健康を祈るものなんだそうです。
京都の神社行事は、この個人の厄対策が多いですね。
災難や病気の原因は「厄」だからでしょうね。
現代の世界はきっと「大厄」がはびこっているかも。
これは方相氏の木像。
結構かわいいと思いませんか?
これは、追儺式の最後に、上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち疫鬼を追い払う様子です。
結構遠くまで飛んでいました。当たったら痛いだろうな。
桃弓は桃の神秘的な力が悪鬼の祓に利用された。葦矢も古くから邪気を祓うものとされていて、桃弓と葦矢で手強い悪鬼を打ち殺すと考えられていた。現在でも初詣でいただく魔よけの「破魔矢」にはヨシの茎がつかわれているそうです。
桃は陽気の花で陰気を祓う力があるんだそうです。
桃太郎という名前もきっとそういう言い伝えから名付けられたのね。
黄鬼さんを見たからこの日のディナーは、ビィヤントの野菜カレーをいただきました。
やっぱりね〜。今年もよろしくとおばちゃんにご挨拶。
鬼いさん、大暴れ!! [行事]
昨日(2日)吉田神社の追儺式(ついなしき)に行ってきました。
着いたら、方相氏(ほうそうし)が居てハリました。
ごっついんですよ。
赤鬼さんは、「怒り」を表している。
青鬼さんは、「悲しみ」を表している。
黄鬼さんは、「カレー」じゃなかった「苦悩」を表している。
追儺式は、日が暮れてから本殿前で行われた。
追儺式はもともと平安期の宮中で大晦日に行われていた儀式。
古式に則って行われている。普通の「鬼やらい」と違い、見ていてとても神秘的。
鬼さんたちが方相氏にガンを飛ばしていました。
大舎人黄金四つ目の仮面を被り玄衣朱裳(げんいしゅしょう)を着装し盾矛をとりて方相氏(ほうそうし)となり、たくさんの弟子を従えて、鬼を退治するのです。
方相氏はもともと鬼だったのですが、目が四つあり人間の目には見えない悪鬼を退散させる鬼神。
四つの目はたえず四方に気を配り悪鬼の出現を許さない。
でもそれなら後ろに二つ目をつけたらいいのにと突っ込みたくなるな・・・。
それで方相氏のハートに火がついた!
壮絶な戦いが始まった!
続きは、動画でどうぞ。
奉射祭・・・伏見稲荷大社 [行事]
この行事は、12日新熊野神社の左義長の後、伏見稲荷大社に移動して、参加しました。
到着した時間がまだ早くて、神苑斎場で約1時間寒い中、じっと立っていました。
この奉射祭は、今年の五穀豊穰を占う神事。
さて、神事がはじまりました。
まず、梓弓(あずさゆみ、あづさゆみ)で神矢を天地四方に放ち清めます。
梓弓は、神事などに使用されるアズサの木で作られた弓。材質に関わらず弓のことを梓弓と呼ぶこともあります。
「地」方向は知らない人がみたら失敗したと思えますよね。
これが神矢です。
それから神職二人が2本ずつ的に向かって真矢を射ます。
矢じり部分は、鏑矢風だけど音は鳴らなかった。
当然、的に刺さりません。
矢の一番後ろの弦に番(つが)える部分を「筈(はず)」というのをご存知。
筈が弦にはまるのは当然のことなので、当然のことを「筈」というようになったそうです。
「きっとその筈や」というように使いますよね。
こういうのを見ているとアーチェリーのプロについて修業をしていた京男としては、血が騒ぎますね。この程度の距離ならすべて命中やろな。
さて、今年の結果は如何に?
結果は言わはらへんのです。
どっかで見た忍者犬やね。
警護かいな。
小正月はあずのおかいさん [行事]
小正月(こしょうがつ)は、1月15日と決まっている。
元旦を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。
関西では15日の小正月までが「松の内」なん。
「松の内」というてもお弁当と違うしね。
それは「幕の内」やろ・・・。
小正月の朝には小豆粥を食べます。
『土佐日記』や『枕草子』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが載っている。
この小豆(あずき)、赤い色や形もさることながら、「あずき」という音が、穢れを落とし、身を清める「斎(いつき)」に通じるので強い魔除けの意味があるそうです。
それと丸餅を組み合わせる最強の食品ということになります。
↑中村軒「松上用」上用、こしあん↓
漢方的にいっても、小豆は解毒、利尿、緩下(かんげ、お腹が自然に緩くなる)、催吐(さいと、嘔吐を誘発させ悪いものを食べた時吐き出させる)などの効果があるとして急性腎炎や脚気、食中毒などに用います。これは薬理的に小豆(あずき)に含まれるサポニンの作用と考えられています。ちなみにこの小豆(あずき)の漢方で有名なものに赤小豆湯(しゃくしょうずとう)があります。
食中毒や酒の飲み過ぎで吐き気のあるときは、小豆(あずき)10gをカップ1杯の水で煎じて半量とし、小豆(あずき)のカスをこしたものを、2〜3回に分けて温服します。
こころあたりのお人はどうぞ。
小正月は松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もありますね。
この日に、元服の儀をしたことから、1月15日は成人の日だった。
でもどっかのおバカさんが2000年から1月第二月曜日に変更してしまった。
連休になった方が国民がいっぱいお金を使うから「めでたい」という考え方ね。
決めハッタお人のおつむがめでたいわ・・・ホンマ。
こんなことをしているから日本は「けじめのない国」になってしもたかも。
こんなんどうやろ。15日を「小笑月」として制定、この日一日国民は皆笑うというのはどうやろ。
写真を見ていたらお善哉も食べとうなってきました。
※左義長の記事が途中になっていますね。明日から暫時掲載します。
元旦を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。
関西では15日の小正月までが「松の内」なん。
「松の内」というてもお弁当と違うしね。
それは「幕の内」やろ・・・。
小正月の朝には小豆粥を食べます。
『土佐日記』や『枕草子』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが載っている。
この小豆(あずき)、赤い色や形もさることながら、「あずき」という音が、穢れを落とし、身を清める「斎(いつき)」に通じるので強い魔除けの意味があるそうです。
それと丸餅を組み合わせる最強の食品ということになります。
↑中村軒「松上用」上用、こしあん↓
漢方的にいっても、小豆は解毒、利尿、緩下(かんげ、お腹が自然に緩くなる)、催吐(さいと、嘔吐を誘発させ悪いものを食べた時吐き出させる)などの効果があるとして急性腎炎や脚気、食中毒などに用います。これは薬理的に小豆(あずき)に含まれるサポニンの作用と考えられています。ちなみにこの小豆(あずき)の漢方で有名なものに赤小豆湯(しゃくしょうずとう)があります。
食中毒や酒の飲み過ぎで吐き気のあるときは、小豆(あずき)10gをカップ1杯の水で煎じて半量とし、小豆(あずき)のカスをこしたものを、2〜3回に分けて温服します。
こころあたりのお人はどうぞ。
小正月は松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もありますね。
この日に、元服の儀をしたことから、1月15日は成人の日だった。
でもどっかのおバカさんが2000年から1月第二月曜日に変更してしまった。
連休になった方が国民がいっぱいお金を使うから「めでたい」という考え方ね。
決めハッタお人のおつむがめでたいわ・・・ホンマ。
こんなことをしているから日本は「けじめのない国」になってしもたかも。
こんなんどうやろ。15日を「小笑月」として制定、この日一日国民は皆笑うというのはどうやろ。
写真を見ていたらお善哉も食べとうなってきました。
※左義長の記事が途中になっていますね。明日から暫時掲載します。