鍾馗よりお多福の方がいいかも [食]
最近、洛外からのお客様がやたら多い。
仕事の打合せの場合が多いけど。
食事の予約なんかもする場合があります。
先週末のお客様は、菜食というのを聞いていた。京都は、色々な精進料理があります。今回は、大徳寺系の精進料理というわけで「一久」にお願いした。
↑大徳寺一久「大徳寺精進料理縁高盛」
今年は、春にも来たお店。
和室にテーブルをセッティングしてもらうのです。
私は、正座はできるのですが胡座がかけないのです。訓練したらいいのかもしれませんが・・・。でも椅子の方が楽ですね。
お料理は、「大徳寺精進料理縁高盛」にしました。量が少ないようですが、ゆっくり食べると満足するのです。
ここのお吸い物加減は素晴しい。
お店の説明によると、一久の登録商標の大徳寺麩、犠牲豆腐、筏牛蒡を盛っています。そして和え物は、季節の野菜根を盛り付けております。
塗りの器も完璧な状態なんです。
私は、器の塗りが剥げていたりするのが嫌いです。特に最近、新型コロナの影響でアルコールで消毒したりして、塗装が剥げているお店が多いですね。テーブルなんかもそうです。料理もですが器にも気をつかって欲しいものですね。
日頃のランチは、肉なんかが多いけど、精進も好きなんです。
肉も野菜も両方楽しめばいい。
肉も野菜も共に命をいただくのです。感謝していただきたいものです。
↑一和
↑かざりや
大徳寺一久から今宮神社へ移動し、あぶり餅を食べようと思ったのです。
行くとびっくり、すごい行列なんです。こんなのははじめての経験。
私だけならあぶり餅なんか食べずに帰っていたと思う。並んでいて「予約席」なんて話しも聞こえてきました。ぞっとしましたね。
この程度のものを食べるためにならぶなんて・・・。
待っている間にフト屋根を見ると鍾馗さんの替わりにお多福があるのを見つけた。
そうかこれを見るために並んだんだ!
ちょっと得した気持ちになりました。
あぶり餅の味は、昔ながらの味でした。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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