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男子トイレを覗く観光客? [社寺]

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↑東福寺東司

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新緑の景色は、たくさんあるのですが、新緑写真も続くと飽きるので、本日はちょっと違う写真。

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ここは、東福寺の東司。
東司(とうす・とんす)?と思われるかも。
これは、日本最古のトイレと言われている。
百雪隠と言われている。
百人が同時に用を足せるトイレ。
いまでは、国の重要文化財にしてされているそうです。

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東福寺は、禅のお寺。
だから食べるのも、東司を使うのもお作法が決められている。
説明では、以下のような手順
1.着衣を竿にかけ、紙に記号を書いて他の人と間違えないようにする
2.入り口で桶に水を汲んで右手で持ち、左手で扉を開ける
3.ぞうりをぬいでわらじにはきかえ厠にのぼり、瓶の両端にまたがって用を足す
4.三角形の長さ65センチの木の棒でおしりを拭いて水の入った筒に投入する
5.桶の水を左手に受けて水を便器にかけ、清める
6.右手に桶を持ち、ぞうりにはきかえる。
7.入り口で桶を戻し着衣を正す

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三角形で長さ65センチの木の棒でお尻を拭く!
私はアヒルの首で拭くのがいいな。

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↑この丸いのが大用、説明の図では、こんな中国式ではなく、個室のようになっていた。そういう風に展示して欲しいなぁ・・・。100人の坊主がしゃがんでいるとか。匂いもするように工夫するとか。

この排泄物は、とても大切なものだった。
境内にあった畑の肥料にするのはもちろん、周辺の農家に売っていたらしいのです。
そういえば昔、京都市内でも農家の人が汲みに来たはった。
野菜を置いて行ってくれたはったのをかすかに憶えている。
今は、トイレは水洗で流すだけ。
もったいないことをしているのかも。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:京都 社寺
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若緑 [風景・和菓子]

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↑本日の写真は、マンションからでた所から見える大木の新緑。

昨日、マンションから出て隣のお寺の高い木が緑に輝いていた。
思わず見とれてしまった。
写真では、それほど写っていないけど、私には、そう感じた。

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気温も暑くも寒くもない。
程よい気温と湿度。
風もそよ風。

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こんな近くで、いい景色に出会えた幸せ。
それからいったん部屋にもどり、支度し、強制的に散歩。
昨日は東福寺までいきました。
素晴らしい新緑でした。
何日かに別けて記事にします。

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桜の花も綺麗だけど、私は新緑が好きかも。
目に優しいしね。(笑)
花の咲かない木でも新緑はあります。
生命が輝いているように感じる。
桜の花は、いいけど、木が必死になっているのがわかるのです。
痛々しく感じるのです。

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↑本家玉壽軒「新緑」

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↑きんとん、粒あん

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北京ダック [食]

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↑久しぶりの東華菜館。

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昨日は、父親と外食をする日。
結構、私にとって修行なんです。
目的をはっきりしてくれない。
つまり何が食べたいのか。
それによって動きが変わります。
予約が必要な場合は予約しないといけません。
父親は「予約なんてしなくてもなんとかなる」と言います。
そんなことはない。
昨日でも行く先々が満員で順番待ちという状態。
春休みが終わったのですが、爺婆や婆婆にとっては暖かいから街に這い出してくるのです。
例えば、人形買い占め事件で有名になった京都高島屋では「大北海道展」をやっている。それに爺婆・婆婆がゾンビのようにウロウロする。
そして、昼になると食堂に群れる。
そういう状況を父親に言っても理解しない。
だから、実際に体験させるために百貨店等をウロウロしてみた。

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↑鶏蛋湯(玉子と野菜のスープ)

予想通り爺婆・婆婆だらけ。
北海道のなにがいいのか私には理解できない。
マスクを着用しないと匂いで頭がクラクラします。
京都人は、北海道に憧れているのかな?
期間も長い期間やっているしね。

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↑蕃茄蝦仁(エビのトマトソースからめ)、これはエビチリではないのです。これnice!

父親が鰻、天ぷら、洋食、寿司とリクエストする。
いずれの店も満員で待たないといけません。
そんなもの私が待つ別けない。
最後にお好み焼のところに言ったら貸し切りだった。
素晴らしい!

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↑北京烤鴨(北京ダック)

父親は、珉珉でも王将でもいいと言い出す。
「行ってもいいけど、肉が固い、野菜が固いと言うじゃない。しかも今日は結構私がいい服装をしているので、ああいう汚い店は行きたくない」と京男。
そこで東華菜館に行こうと自分で決め行く。

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↑これは私が食べたかった

結果は、空いていて快適に食べることができた。
でも父親は、こういう空間は落ち着かない様子。
「高いのと違うか?」といいます。
「高いに決まっている。だから空いている。快適に食べられるじゃない」と京男。

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↑水餃子(スイギョーザ)

確かにこの東華菜館で父親と二人で食事をするのは難しい。
「何が?」量の問題がです。
「ラーメンはないのか?」と質問。
残念ながらここはラーメンは無いのです。
餃子はあるけどね。
でもここで煎餃子(焼き餃子のこと)は、あるけど蒸しギョーザか水ギョーザにした方がいいでしょうね。

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↑工事をしているのは南座。左に見えるのが四条大橋。

結局、私が食べたいものを注文しました。
なら、最初からすべて私に任せたらいいのに。
食べたくないものを私に伝え、後は京男さんにお任せにしておけば間違いないのです。それをわからせるための前半の無駄な動きをしたのです。
父親といえども食べ物に関して私に指図しようとしてはいけない。
しかも、私が支払いをするのですからね。

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↑クラシックなエレベーター

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↑東華菜館の外観

食べ終わって、支払いをしていた。
東華菜館は、テーブルで支払いをするのです。
領収書を発行してもらっている時も席に座っていたのです。
でも父親は席をたって出て行こうとした。
この所作を私に怒られた。
「ゆっくり座っていなさい。落ち着いて。オシッコでもしたいのか?違うなら終わるまで座っていなさい。これ昔から気に入らない所作だよ。家族が食べているのに、自分が終わったらさっさと席を立つ。自分のことしか考えていない。これに関して、小さい時から腹が立っていた。バカな叔父さん達(父親の兄弟)もそうだった。商家で生まれ育ったから、食事はさっさと食べるというのはわかるけど、その必要のない時、待ってやるのも紳士のエチケットじゃないのか!」と言いました。
この件に関しては、母親がいつもブツブツ言っていた点だった。なら言ってやったらよかったのに。舅や姑、父親の兄弟達にね。

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豊国神社の残り桜 [風景]

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大阪では、造幣局で桜の通り抜けをやっている。
今年の桜は一週間ぐらい早いからちょっと見頃は過ぎているかも。
でも遅咲きだから見られるのかも。
私は行ったことがないからよくわからない。
行ったら古いお札のつかみ取りなんかをやっていたら行くけど・・・。

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本日の写真は、昨日の豊国神社。
遅咲き系の桜がちょっとだけ咲いていた。
でも曇りだったからゆっくり見るほどのものではない。

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観光客も疎らでした。
京都国立博物館の前も人が少なかった。
「池大雅」では、あまり人が集まらないのかも。
文人画(南画)は地味やしね。
そういえば、K画伯さんは南画や・・・。
京女とバス亭で「池大雅(いけのたいが)って、池乃めだか(いけのめだか)の曾おじいさんだよね」と嘘の会話をしていた。きっと側で聞いていた女子大生は「そうなんだ」と思っただろうなぁ・・・。

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正面公園に行くともう藤が咲いていた。
藤の花も開花が早いのかなぁ・・・。

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緑力 [風景]

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京都市内は、桜から新緑に移行しようとしている。
そのテンポの早いこと。
桜だって急速に若葉が大きくなる。
そこまで急がなくても・・・。

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市内もすこしは静かになりつつある。
でも例年ならまだ御室の桜や原谷苑では、これからなのに・・・。
今年は、もうそろそろ終わりかも。
例年のつもりで予約していた観光客は、市内をまだウロウロしています。
まあ、京都市内は年がら年中、観光シーズンになってきている。
観光を商売にするお店や会社にとっては、うれしいでしょうね。
京都市民にとってちょっと迷惑。

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歩道をダラダラゾンビのように歩く観光客。
もちろんスマホばかりを見て歩く若い日本人もいます。
市バスが不快だからタクシーに乗ると、4月から値上げしている。
ご存知ですか?一割ほど料金が上がっているのを。
外食も値段を上げるか、量が減っている。
パンも小さくなっている。
政府は言わないけど、景気は悪化してきていると思う。
人は多いけど、売上は案外だめ。

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百貨店等の古い営業形態の店は苦しいでしょうね。
中国系の外人の免税で買うものだけが売れている。
私からしたら生産はおたくらの国なのに、わざわざ日本で買っている不思議。
自分の国が信じられないのね。
悲しいね。

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↑紫野源水「有平糖」

本題のことを書いておかなくちゃ。
もうそろそろ緑力が見られるようになってきた。
緑力を見ていると元気になります。
まだ、空気は悪いけど、もうすこししたら空気もよくなるでしょう。
冬の次ぎに好きな季節。
日向ぼっこをして、深呼吸をしましょう。
別に有名な社寺でなくてもいい。
そうそう紅葉の名所に行くといいですよ。

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↑伏見稲荷大社、初午大祭の時の御札。真ん中の顔がウカノミタマノカミさん。

昨日、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)に合いました。
バスの中で、ウカノミタマノカミさんは、伏見稲荷大社の主祭神。
女神さんなんです。五穀豊穣の女神さん。
ラッキー!と思った。
でもよく見ると生き写しの女性だった。
「あなたウカノミタマノカミさんでしょ!サインください」と声をかけそうになりました。そっくりさんているんですねぇ。
まさか写真を撮るわけにもいかなかった。
残念。
まだ、京都市内の観光地をウロウロしているかも。
見つけたら握手してもらいましょう。
福が授かるかも。(笑)

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