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鬼雑学 [社寺]

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↑本日の鬼は、2月2日の吉田神社に出没した鬼。子供に世間の厳しさを説いていた。それを聞いた子供はポカンとしていたけど、親が泣いていた。

鬼の造形の謎。
鬼ってなんであんな姿なんかしったはりますか?
陰陽道から発想されている。
鬼が出入りする方角というのがある。
いわゆる鬼門というやつ。建築する時、玄関の方角が鬼門だったら、悪い家相だといわれます。昔は、方角を十二支で表した。それでいうと鬼門は、丑と寅の方角。
丑寅・・・丑→牛→角、寅→タイガース→トラ柄→大阪のおばちゃん→虎の革のパンツとなる。
身体の色は、次ぎに述べるように悪い感情を表現。

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因みに、桃太郎の話は、鬼退治の話なんです。鬼と対抗するため、丑寅の反対の干支がでてくる。戌(犬)・猿・雉(鶏)で対抗。そして桃太郎の桃。桃の枝で作った矢を清めの意味で射る。

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鬼の色研究
◆赤鬼… 貪欲。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれる。
◆桃鬼… 色欲。無関心。
◆青鬼… 怒り・貧相。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこむ。
◆黄鬼… 我執(がしゅう=ワガママ)。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつける。
◆緑鬼… 不健康。→不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつける。
◆紫鬼… おねえ系の鬼。
◆黒鬼… 愚痴。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願う。
◆白鬼… 無気力。
◆金鬼… 拝金主義の鬼。仕事の鬼。
◆銅鬼… 不動。大体銅像なっている場合が多い。
一部間違った情報が入っています。
すんません。

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吉田神社では、「鬼やらい」で懲らしめられ改心した鬼たちが、次の日の3日に再び登場。その時は、福鬼?になっているのです。
その時、虎のパンツだけでなく、虎ブラもしています。
改心しただけでなく性転換もしたようです。
以上は、冗談です。

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吉田神社の鬼を見て思ったこと。
最近のガキは泣きませんね。もっともこの程度の造形では怖くも何ともないのは確か。カメラを向けるとポーズをとってくれたりする。うれしいけど・・・。
プロレスラーが虎のパンツをはいて、サーベルを振り回すというのはどうやろ?
もちろんペンキは身体に塗ります。
でも挙動はオネエならちょっと怖いかも。
それは、大人が怖いだけでガキは怖がらないか。

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これから子供を脅すのは、だんだん難しくなるだろうな。
きれい好きのオカンなんてのも怖い。
教育ママも怖いかも。
大人は、もっと子供を怖がらさないといけないかもね。
大人を舐めていますよ。
最近のガキ。

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鬼と対抗するための歌
「遠州森町良い茶の出どこ ♪娘やりたぁ〜やお茶摘ぅ〜みに♪」
浪花節の「清水港」ですわ。
それがどうしたかって?
鬼より怖い!

今日はちょっと躁状態の原稿でした。
すんまへんなぁ・・・。

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タグ:社寺 京都
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