西本願寺太鼓楼 [社寺]
↑西本願寺「太鼓楼」
ここは、新撰組の屯所があった所です。慶応元年(1865)3月10日、壬生の屯所を引き払い、西本願寺に屯所を移転したのです。その前年、元治元年6月には、新選組が京都河原町三条の旅館池田屋を急襲した「池田屋事件」が発生しています。
移転については、西本願寺に無理なんだいを言ったらしい。
京都市内では、新撰組っていまだに評判が悪いのです。大河ドラマでやってもやっぱり京都人には好かれていない。時代祭だって新撰組はいれてもらえませんからね。
京都市民には、随分迷惑をかけたのかも。曾おじいさんの代に借金を新撰組に踏み倒されたとか・・・・。店が無茶苦茶にされたとか・・・・。
この太鼓楼の後、リーガロイヤルホテル京都に屯所を移転。その時の費用を西本願寺に出させたそうです。
この日、本当はここに来る予定でなかった。
いつも行く業者さんの営業時間が午前10時からになっていた。
午前9時に行き、早々に作業をし、タクシーで戻り、作業を続ける予定だった。
ところが新型コロナの影響で10時からとなっていた。
これには参った。
なんでだろう?新型コロナでどうもよくわからないことが起こっている。人があまり働かなくなった?どういう業界でもそうなのかも。
そんなこともあり、西本願寺まで時間調整で行った。
ひさしぶりだった。
大銀杏の新緑も見たかった。
西本願寺の大銀杏、数年前の台風でボロボロになった。
本日の銀杏は、小さい方の銀杏です。
「水吹き銀杏」、「逆さ銀杏」は、次回に登場します。
この銀杏の黄葉が楽しみだったのです。
台風直後の状態はショックでした。
西本願寺の広い境内は、台風になると強風がもろに巨木に当たる、樹齢約400年の老木には厳しい手練だった。大きい枝がカッとされて、痛々しい状態でした。
まだ傷跡はあるけど、ちょっと落ち着いてきた感じがします。
よかった。
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