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冬椿 [風景・和菓子]

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椿の花って好きな花の一つ。
だいたい漢字がいい。
「木」に「春」ですからね。
こんな漢字、誰が考えたのだろう?
魚でいうと「鰆(さわら)」ですね。

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漢字って絵的です。
イメージが湧きやすい。
私は、脳出血の後遺症で読字障害になったけど、もし英語圏なら辛かったと思う。
脳は、漢字を絵として見ているようなんです。
だから漢字を辿って意味をさぐる。
いまは、読もうと考えなくて、意味を直接観じます。
文章を読むのでなく、大意を直観的に識る。

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だから細かい読みはわからないけど、内容というか書いた人の考えみたいなモノをさぐります。
昔、速読をしていた時と同じことだなんです。
極端に言えば、本に手を置き、大意を理解する。
そんなことかもしれません。

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↑千本玉寿軒「冬椿」

もちろん、細かい事が必要な場合は、ちょっと困ります。
ネット上のテキストを読み上げソフトを使って速聴するという方法をするのがいまの私なんですよ。

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「冬椿(ふゆつばき)」という単語を観ていると写真のようなイメージが頭に浮かぶ。小雪が舞っていたりもする。そして冬の匂いを観じる。
時には、生菓子の造形や味も出てくる。
だから漢字を観ていると幸せな気分になったりします。

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↑外郎、白こしあん

言霊(ことだま)・・・日本において、言葉には、霊的な力が宿るという考え方があり、言霊学というのがあります。
ただ、言霊だけでは、事象は動かないと最近わかった。読字障害でそれを理解しましたね。ならどうするのか?
これからの課題かも。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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牛さん、久しぶり! [社寺]

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↑楼門

北野天満宮の写真がまだ残っておりました。
このままだと年越しになるので記事にします。
私、いつかの年、梅を観に行ってがっかりしてから、遠のいてしまっていた。

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↑こんな建物が建っていた。

梅の時期、幕で囲ってしまい有料にしてしまったのです。
そのやり方が私はがっかりした。
お気に入りの梅があるのです。
香りも形もよかった梅・・・。

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↑この提灯の松がいい

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何年前だったか、行くと幕の中になってしまった。
最初、梅花祭のためだと思った。
どうやら違った。
いまの時期なら幕は張ってないだろうけど。

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↑牛さん!久しぶり!

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囲って飲みたくもない香煎茶と麩煎餅付でひとり700円也。
なんだかねぇ・・・。
まあ、境内の手入れもいろいろあるだろう。
人件費もかかります。
私は、なんだか納得できない。

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↑とりあえずいつものあいさつ。

梅なら近所の智積院で十分だと最近思う。
香りも十分あるしね。

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↑牛さんは、相変わらずかわいいね。

境内に人口の川を作ったりして、地場的に大丈夫なんだろうか?
ここは、学問系の神さんだと思っていたけど、実は商売繁盛になってしまったんだろうか?
御土居が紅葉の名所になっているのも、不思議な感じがしましたね。
紅葉の時も700円が納得できないなぁ・・・。
最近の京都の社寺は、ちょっと変。
なになに?そういうお前が変・・・そうかも。

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タグ:京都 社寺
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枯葉 [食]

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テレビでは、「真冬のような寒さ」と言っている。
いまの時期、真冬と違うのかなぁ・・・。
そう思います。
関東のテレビ局中心で番組を作っているから、関西から見ると違う場合が多いかも。
大体映像がいつも雪景色で「真冬のような・・・」と表現している場合が多い。
京都市内では、雪は年に一度降るか降らないかなんですよ。

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因みに「真冬日」というのは、気温が0度の日なんだそうです。
ということは、京都市内(北区とか左京区北部は別だけど)は、0度になるのは早朝ぐらいかも。
昼間は、風がなければそれほど寒く感じない。
寒いのは懐かなぁ・・・。

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私は、財布がパンパン状態が嫌いなので、小銭を引き出しに入れて行く習慣がある。
引き出しが一杯になったので、レジ袋に入れ、郵便局に持って行った。
数えてもらって通帳に入れるのです。
きっと道路で転けたりして、小銭をばらまいたら賽銭泥棒と間違えられるかも。
贔屓の神社があったら、全部ぶちまけたら、神さんはビックリして願いを聞いてくれるかもね。きっと凄い音がするだろうし。
それにしても重たかった。

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↑二條若狹屋「枯葉」

道路の色々な所で落葉が溜まっている。
こういう落葉に包まったら暖かいかもね。
フワフワと気持ち良さそうに見える。
こういうのを見ていると「吹き寄せ」を食べたくなりますね。

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昔なら、落葉を集めて「落葉焚き」をやっていた。
いまは、焚き火なんてできませんよね。
焼き芋を焼いて・・・というのは、昔話になりました。

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↑外郎、粒あん

私の住むマンションの管理人さんの仕事は、この落葉を集めること。
気の毒になるぐらい、掃いても掃いても落葉が落ちる。
集めた落葉は、保育園にあげると言っていた。
いまでもそうなんだろうか?
消防的に許されなくなっている可能性がありますね。
どうなの聞いてみよう。

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光る杖を持つジジイ? [食]

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↑本日の写真は、はとや食堂のもの。京女と京男でこれだけです。ご飯は各々小。

昨日、またまた実家へ。
その前日、父親が使う杖にライトを仕込んだ。
門から玄関までの距離が結構あるのです。
父親が歩いて15分ぐらいかかる・・・というのはオーバーなんですが、門から石畳があり凸凹している。
片目の視力が極端に落ち、夜になると足元がよく見えないのが不安だと言う。
一応、通路には、暗くなるとセンサーで明るくなる仕組みは作ってあるのですが、足元までは見えない。

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↑粕汁が美味しい季節ですね。

最初「懐中電灯の電池交換をして欲しい」とのリクエストでした。
その懐中電灯が、粗品でもらったような小さいモノで鍵穴を探すにはいいのですが、足元を照らすとなるとちょっと心許ない。
父親には、小型のフラッシュライトをプレゼントしてあるのに、気付いていなかった。SUREFIRE E1B BACK UPという製品。今はもう廃盤になっているけど、名品だと思います。掌に隠れるぐらいの大きさで、バッテリーはリチウムイオン電池1個を使用。スイッチを押し分けて二段階の調光機能。110ルーメンと5ルーメンの明るさ。
全天候で使用。警察の特別捜査官や要人警護などに従事している人々からの意見で作られた。使い方を教えてあげました。よく映画で拳銃を持ちながら照らす方法をね。
相手の目を110ルーメンで潰し、拳銃で倒す。または、フラッシュライトのギザギザで一発殴る方法をね。バッテリーもSUREFIRE純正のモノが入ってあります。
我が家では、色んなタイプのフラッシュライトがあります。阪神淡路大震災の時の教訓です。電話を入れっぱなしにしておいても十年は、液漏れしない。

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↑SUREFIRE E1B BACK UP

父親は、これを普通の懐中電灯と思っていた。そうだろうな。
そこで値段を言ったら、ひっくり返りそうになりました。
きっと大切にすることでしょう。(笑)

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頭につけるタイプのモノも以前プレゼントしてあげた筈、でも使い方を知らなかった。電池が消耗していたので、交換するとすごく明るくなった。
びっくりしていました。しかも角度を調整したりすることができるのにも。
でも、まさか頭に巻いて外出するのもちょっとねぇ・・・。
そこで父親に使わせている元私のロフストラントクラッチ杖にライトを取り付けた。
最近、自転車用の軽くていいLEDのライトがあるのです。それを取り付けました。
土曜日の夜、父親が自分でテストしました。結果はバッチリだったそうです。
これで怖くなくなったと思います。
デイサービスに持って行ったから、スタッフがビックリしたと思います。
黒のマグネシウム合金製のロフストランドクラッチ杖にライトが付けてあるのですよ。94歳の老人が持つには過激過ぎる。(笑)
なんなら、スタンガンも取り付けておこうかな・・・。

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私が使っていたから、当然、杖は2本ある。
もう1本は、簡単なライトを取り付けて置きました。
足元が見えないけど、夕方などで視認性はよくなると思います。
実家の近所は、京大生が歩道上を自転車で暴走しますからね。しかも自転車はライトも付けない。警察はよくああいうのを許していますね。歩道は歩行者が優先じゃないんだろうか?

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昨日は、実家で多くの電池交換が必要なモノに電池を交換しておりました。
家に電池を交換するモノって、結構ありますね。
高齢者は、そういうことに気が回らないものですよ。

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件の杖の完成写真を撮るのを忘れてしまった。
次回、撮って置きます。

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↑家に帰るり、ミカンをたべようと箱を開けると長女が来たようで、こんなことをしておりました。職場(銀行)でもこんなことをしているのかなぁ・・・。

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年末年始雑感 [風景・和菓子]

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↑バス亭から見た風景

気が付いたら「事始め」もすぎ、京都市内は、迎春モードに突入している。
普通ならクリスマスモードなんだろうけど、高齢者が多い京都市内の中心部は、迎春でバタバタする時期。
テレビで「年賀ハガキの投函はおはやめに・・・」なんて言っている。
そうそうお歳暮を送るという習慣がありますね。京都のお歳暮は、12月の中旬ぐらいから手配するのが多いのです。
関東の方からのお歳暮は、12月になったらすぐに送ってくる。
きっと早割とかで手配されているのでしょうね。
お歳暮が来たら、ちょっと焦ります。
お歳暮やお中元、年賀状は、いつまで続けるのでしょうね。
そうそうお節料理もだ。
後10年も経ったら、お歳暮手配の売場がガラーンとするかも。
12月1日に行ったらそんな状態だったのにビックリでした。

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↑正林寺山門/浄土宗の寺院。ここには、平重盛(小松殿)の別邸で、48の灯籠をともして念仏させたという灯籠堂のあったところです。平家没落後、九条兼実の山荘となっていた。ここに法然を招き、法談をし、法然を戒師として兼実が剃髪出家した旧跡です。

百貨店で人を観察していると中高年の専業主婦は、「お節料理を作らないのではないか?」と思います。
何のために用意するかというと子供や孫、曾孫が挨拶にくるから仕方なくというのが多い。でも子供や孫・曾孫は、お節料理をあまり好まない。酒飲みのあてならわかりますが、ご飯のおかずには不向きですよね。
食べるのが出汁巻・チーズ蒲鉾・イクラ・黒豆ぐらいしか食べない。

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↑道標「左大津道」確かに行けば大津に辿り着くだろう。

きっとお重を開けた瞬間、写真は撮るだおるけど、実際は食べないだろう。
高いのにもったいない。
まあ、1月1日からレストランは営業しているし、コンビニも開いている。
だから困らない。
お節料理を食べる意味なんて、もう忘れられている。
お雑煮もそうかも。
縁起を担ぐことが多いだけです。

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↑「小松谷御坊旧跡」

問題は、父親対応だけかも。
これがなかなか手間なんです。
食べたいモノを指定してくるのです。
それがまた値段が高いのです。しかも美味しくないと来ている。
お節料理を作るのは、ひととりの訓練はうけているけど、作る気が起こらない。
材料も高いしね。
お節の最低条件「数の子・たたきごんぼ・ごまめ」これがあればいいのです。
伊勢エビもアワビも黒豆も必要ないのです。
最近、数の子って高いですね。さほど美味しくないのに。

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↑「正林寺」中で拳法の訓練はしていません・・・それは少林寺か・・・。

こうやって考えるとお節料理で宗教行事的側面は、なくなったように思います。
子供たちが集まって、今年の抱負を語るのもなくなった。
お年玉・・・親戚が集まって交換というのもないですね。
私の所は子供が4人でもらうばかりでなんだか悪くて・・・。
両親達が元気な間はいいけど、押しかけて会食は、さけるようになりました。
ホテルかレストランで会食が多いですね。
できれば、年末から三箇日と山奥の温泉で連泊が理想でしょうね。
でも予約が困難。しかも料金が高い。
いっそ海外旅行の方が安上がりなのかも。
でも最近、海外旅行も億劫です。

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↑長久堂「聖夜」

なんか雑談になってしまいました。
そうそうクリスマスというのがありますね。
我が家は、子供が大人になりましたから廃止。
別にキリストさんと知り合いじゃないしね。
フロンドリーブでシュトーレンを取り寄せる程度かな。

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↑きんとん、粒あん

4人の子供が小さい時は大変でした。
25日の朝、子供が起きて、喜ぶ姿が可愛かったので、プレゼントをしていましたね。でもクリスマスパーティーは、したことがない。
なぜなら、27日に長女が誕生日だからなんです。
長女の誕生日を優先していました。会ったことのないキリストさんより、絶対長女ですよね。

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