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「すき焼き」への遠い道 [食]

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今回は、写真が多いから二回に分けます。
なんや大げさなタイトルやね。
昨日、父親と外食をする日だった。
ただ外食というだけでは、勿体ないので父親を皮膚科に行く事に。

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爪水虫の薬と身体の乾燥止めの軟膏を処方してもらいにいったのです。
爪水虫はしつこいですね。
結局、足の爪が生え替わるまで治らない。
飲み薬という手もあるそうなのですが、高齢者の場合、肝臓に負担がかかる割りには足の爪には薬効成分が届かないそうなんです。
足の爪が生え替わるのに一年ぐらいかかる。
つめり毎日、薬を塗り続けて一年です。

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まあ、急いて治したい場合は、焼き場で焼くという手もあるけど・・・。
爪水虫は、痛くも痒くもないからたちが悪い。
女性も多いそうですよ。マニュキアを塗ったりするから爪が濁っていてもわからない。爪が脆くなったり、肥大化したりします。
普通の水虫なら比較的早く治るのですが・・・。

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「すき焼きへの遠い道」に話しをもどします。
事のはじまりは、2014年3月20日私の右脚の人工股関節置換手術から始まる。
この手術は、二年間待っての手術だった。
自宅で突然倒れ痙攣、舌を噛み500㏄出血、顎関節が折れ、右脚で骨盤を踏み砕いた。2011年8月26日の事でした。16時間ぐらいの手術で骨盤をつなぎ合わせた。
いまもレントゲンで見ると鉄条網がある状態になっている。でも右脚は1cm短く、加重を60%以上かけてはいけない状態で退院。
約二年の松葉杖生活を体験。

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↑私も食べる自信があまりないからこの程度のランチコースにしました。

やっと待ちに待った?ドクターに聞くと高齢者がよくする手術と違い、受けも構築しないといけません。自分の大腿骨の先を切り、粉にする。それで骨セメントを作成し、骨盤に受けるための凹を設定。大腿骨側には、特殊金属の人工股関節埋め込む、股関節が開く角度を調整するため、腱を削る作業。
この手術はたった6時間。
次の日からリハビリがはじまった。

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その頃、母親は肺腺癌の抗癌剤治療をしていた。
その頃、母親は、2013年末、肺に水が溜まらなくなる処置をするための入院、3月ぐらいから抗癌剤治療をしていた。

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あの時、私はあと一ヶ月ぐらい入院してリハビリしないといけなかったけど、母親の件もあり、退院した。もちろん入院中は、猛烈にリハビリの自主トレをしていた。病棟をバターになるぐらいグルグル歩いていたのです。

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↑白い点々は、お砂糖。

でて最初の仕事は、母親の主治医に会うこと。
どうも抗癌剤が効いていない・・・。
というより副作用(身体中にブツブツが出来て痒くなる)がでてたまらないとのこと。大病院では話しにならないので、私が行っている皮膚科のお世話になり、かゆみ止めを処方してもらった。
この皮膚科で昨日父親と待ち合わせたのです。

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↑お肉、こういう作業はすべて仲居さんが担当。

両親と私の三人でランチとなり、すき焼きが食べたいと父親が言った。
母も了承、三条京阪から三条木屋町を上がった「モリタ屋」に行くことになった。
でも・・・三条大橋の中間地点で母親が歩けなくなった。歩けないのです。手を引っ張っても動けない。手押し車を持っていたのですが、どうしようもない。
私も退院直後で杖をついていた。
大体、母親が入院ウンウンの時、松葉杖だったので車椅子も押せなかった。
悲しかった。
父親が車椅子を押し、横に松葉杖の私、哀れな姿だった。

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↑割り下投入

以上のようなことで、結局、その場でタクシーに乗り、実家へ帰りました。
結局、この時以来「モリタ屋」木屋町店には行っていなかった。
なんかトラウマのようなモノが心に残っていたのかも。
それがやっと昨日いけました。

明日へ続く。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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織部 [風景・和菓子]

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二、三日気温があたたかくなった。
いわゆる「小春日和」ということか。
服装を間違うとエライ汗をかき、風邪をひく。

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ここ数日、喉の調子が悪い。
ペンキの影響かも。
あまり匂わないけど、化学物質は飛んでいる。
でももう少しの辛抱。
足場を撤去されてきているのが嬉しい。
物干しが使えない二ヶ月は辛いですね。

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タイトルの織部(おりべ)は、織部焼の色。
深みのある美しい暗緑色のことです。色名はその名のとおり織部。

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織部焼は「千利休 」の高弟「古田織部 」が故郷の美濃国(現在の岐阜県土岐市)の窯元で、萌え出でる若葉や自然を象徴する『緑青色』を器に再現しようと緑色の釉薬 『緑釉 』を用いて作らせた焼き物です。

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↑本家玉壽軒「織部」

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↑上用、黒こしあん

古田織部は武将であり茶人。
江戸幕府二代目将軍の「徳川秀忠」や芸術家の「本阿弥光悦」などを弟子に持つ桃山時代随一の文化人です。織部が好んだ大胆かつ自由な気風は、その時代に大流行し「織部好み」と呼ばれました。
千利休により完成された侘茶 を独自の感性で発展させ、その真髄を取り入れた織部焼。
そんな織部焼の色に由来する「織部」もまた味わい深い色です。

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窓の外でなにやら動きが・・・。

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やった!網戸をはめてくれた!これで窓を開けられる。
でもそろそろ寒くなるな。

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3分間待つのだぞ [風景]

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いまの京都市内は、紅葉観光シーズンなんです。
ライトアップをしているから夕方の東大路通は車でいっぱい。
自分の家に帰るのも苦労する毎日。
その他に、宅急便が届きにくくなったりする。
交通停滞にトラックが巻き込まれると荷物が送れる。

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それと関係あるのかどうかわからないけど、出荷する時、電話で出荷以来をするのです。ネットでやる方法もあるのはある。でもネットとかLINEで申し込みは、危ないので止めている。「留守中荷物がお渡しできませんでした」とLINEやメールで来て、それが本文かどうか判断するのが億劫なんです。仕事モードの時は、無意識に反応する危険性があるのです。
電話で依頼する分にはそういう危険はない。

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ただし、電話の呼び出し音がなっているのに、オペレーターが出てこない。
私が社会に出たての頃「電話は、ベルが三回鳴り終わるまでに出ろ!」と言われてきた。それが3分ぐらいベルがなっても出てこない。
オペレーターが出てくるまで待たなければいけない。
すごく不快なんです。
つまらない食堂で行列を強いられるようなものです。

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私はよくタクシーに乗ります。
マンションにタクシーを呼ぶのです。
この時も出てこない。出て来たら愛想が悪い不細工な女性がでる。
マニュアル通りの応対しかしない。
当日に呼ぶのでなく、予約時間等の時は確実性をきすために二、三日前に電話する。
この間、予約をしてもその時刻の15分前に近くに走っているタクシーに連絡し、手配するのいうのです。「それは、正式な見解なのか?予約して、雨でも降っていたら空きタクシーが走っていない場合どうするのか?確実に目的地に着けないじゃない。新幹線に乗ろうとする場合や病院の予約が決まっている時に行きたい場合。着かないことになる。それは困る。そういうことなのか?ならそうじゃない会社を探さないといけなくなる。はっきりした解答を頂きたい」と行ったら「すんまさん」というだけで解決作を提示してくれなかった。この件は、いまだに根に持っている。
観光客の多いのも考えものですね。そんなことになってしまう。
チャーターにタクシーがかり出され、街の流しも少ないのです。しかも京都市のバカのお陰で四条通はタクシーに敬遠され、少ないし、拾う場所も少ない。京都駅も極めて不細工な作りになっていて、観光客が長蛇の列になっている。
観光都市云々というなら、こういう問題を解決しないといけません。
東大路通なんか夕方から緊急車両も出動できない状態になっているかも。

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↑??でしょ

どうも最近の若い世代は、電話の使い方というか対応の仕方がうまくない。
アルバイトや派遣なのかしらないけど、チャンとプロの応対をして欲しい。
取りあえず電話のベルがなったら3回以内に出て欲しい。
PCやアプリのサポートなんかも酷いのが多い。電話応対は、その会社にとって顔なのにな。

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↑ちょっと不気味に感じるのは私だけかな・・・

LINEやメールは、中毒になったようにする癖に、電話での応対は全然できない社会人。問題やね。
そんなこと。義務教育で調教して置いた方がいいかも。英語なんて喋らなくてもいいから。チャンと日本語で考え、話せる人間が必要だと思う。そんなこと言ったら古いと言われるのかな?

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秋から冬へ [風景・和菓子]

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生菓子を買いに行くと色合いが冬になっていた。
そうですよね。
11月は今週で終わりですよね。
来週は、12月です。

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びっくりする。
そういえば景色が冬のようになっている。
紅葉の見事は今週ぐらいなんだそうです。
タクシーの運転手さんは、そうおっしゃっていた。
彼らに観光地情報を聞くと結構的確なんです。
観光の問題点もよくご存知だ。

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京都の紅葉はモミジが主ですが、それほど綺麗でないらしい。
夏の猛暑や台風の影響で木が弱っているからかも。
それといつも書くようにライトアップが木を弱らしている。
ライトアップをするとケーブルが熱を持つ、あれが根に影響を与える。
それと光の木の生理システムを狂わせる。
気温もなかなか落ち着かないのもある。

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↑長久堂「木枯し」

京都の観光資源を大事にと考えるなら、ライトアップも見直した方がいいかも。
でも社寺は、収益を諦めないといけなくなる。
いまさら元に戻せないでしょうね。

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↑栗あんきんとん、黒こしあん

これから京都はどうなるのでしょうね。
まあ、先の事を悩んでもしかたないけど。

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昔々・・・ [洛外・食]

昨日、またまた大阪へ。
ちょうどランチタイムだった。
どこも人でいっぱい。
食べ物屋さんは、行列・・・。
人だけで無く、物資も不足しているのかな?
そう思ったりもします。

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↑おおさかぐりる

新梅田食堂街の「おおさかぐりる」に行ってみる。
まだ、ありました。
ここは、私が二十歳の頃から行っている。
当時、短大に行っていた。その時、学食の定食が140円だった。
ところがこの「おおさかぐりる」のサービスランチが120円だった。
大阪は、凄いと思った。
当時とさほど変化していない。
食券を買う形式になっている。
私、食券を買うのが苦手なんですよ。
読字障害なので必死に読まないと券が買えない。
なんでこんな店の定食を食べるために精力を使わないといけないのか・・・。

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カウンター席に座る。
食券を渡すと「御飯は、大・中・小?」と聞かれる。
「小でお願いします」というのが悲しい。

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以前と違うところは、料理が出てくるのが遅いこと。
昔は、2分ぐらいででてきた。
あの頃の調理場のおっちゃんは、もういない。
おばちゃんたちもいない。

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↑これがビーフカツ定食、当時400円だったかな?

回りの人の注文を見るとゾッとするような盛だった。
昔は、大盛りなんてなかったな。
カウンターに座っている人たちは、黙々と食べている。
時々、なにを間違ったか二人連れとか入ってくる。
こんなところで楽しく会話をしながらは食べられないと思うけど。
並ばないと落ち着かないおかなぁ?

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↑特選定食

食べているとガタンゴトン・ガタンゴトンと電車の音がするのも昔通り。
そうそう、このお店で「ビーフカツ定食900円」がどうしても注文できないのです。「贅沢だ」と思ってしまう。ここでは、ランチしか食べないのです。
そのくせ、昨日は、特選定食930円を食べている。
「いつかウンとお金儲けをして、ビーフカツ定食を食べるんだ!」なんて思うのでした。そろそろフライ系が食べられなくなったから、早くしないと・・・。

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↑よく食べたと思います。

ここの定食の値段、あまり価格が変化してないのが面白くない。
個数限定で120円のランチがあってもいいかも。
昔通りの内容でね。

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