今年の干支 [風景・和菓子]
あけましておめでとうございます。
本年も京男雑記帳とよろしくおつきあいください。
今年の干支は「子」。つまりネズミですね。
ネズミは、どんどん増えることから「繁栄」の象徴。
もっともネズミが増えてもちょっと困るけど。
中学時代にリスが飼えなくて、白ネズミを飼っていたことがある。
自作でカゴを作ったり、巣を作ったりして飼っていた。
すると増える増える。あっというまにネズミだらけになった。
確かに「繁栄」やね。
↑本家玉壽軒「干支菓子」
日本の神話でいうと大国主命との話が有名。大国主命が須佐之男命(スサノオノミコト)の娘、須勢理毘売(スセリヒメ)に見初められて恋に落ちた。大国主命が嫁にしたいとお父さんである須佐之男命に頼んだ。この舅がエグイおっさんで、命懸けで取り組むような無理難題をふっかけた。関係ないけど、京男のような心の広〜い父ならそんな無茶は言わなかったけど・・・「3ヶ月以内なら返品可能やけど、それ以降やったら保証期間は切れるので、有料保証となります。3年保証と5年保証がオプションでありますが、いかがいたしますか?」程度ですね。
↑今年は、生菓子を買わなかったなぁ・・・。この状態で、我が実家と京女の実家の仏壇にお供えしようと企画。きっと仏壇にこれが置いてあったらビビルかも。(笑)ショックで寝込まれても困るけど・・・。父や義母は、片方の目がよく見えないから気付かないでしょう。ヘルパーさんや義姉さんが見て喜んでくださるとうれしいです。
大国主命が舅に火で焼き殺されそうになった時、助けたのがネズミなんです。
以来、名誉職である神の使いをしたはるそうです。
経営統合(神仏習合)で大黒天のお使いにもネズミはなったはります。
ペストの本番、ヨーロッパでは考えられない話ですね。白人系の人に「今年はネズミ年」なんて言ったら、ビビりますよ。ヨーロッパの街は、表面は綺麗ですけど、上下水は案外汚く、ペストが流行ったりしたのでしょう。ペスト菌を運ぶ、ネズミは嫌がられているらしい。
↑本家玉壽軒「干支菓子」
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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