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柴燈大護摩供法要・・・4 [社寺]

なかなか同じイベントで記事が続きます。
本日は、「点火から煙」編というような写真です。

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↑上の紅い御札を取らないと・・・

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↑うまく取らはりました

参加している人達を見ると消防関係の人がいない。
ということは、場所とかの関係で大丈夫と判断しているのでそう。
でもそうなると昔のように盛大な炎という訳にはいかない。
加持は必要だけど、火事はいけませんからね。

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↑水をうまくかけないといけません。水・・・閼伽(あか)は大切な役割があります。

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↑大きな団扇も登場

最近のイベントは、そういうこともあり、炎が小さい傾向がある。
昔の伏見稲荷大社なんか炎のあがり方が凄かったものです。
最近・・・あまり行きませんが年々炎が小さくなってきたように思う。

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↑結界外で見ている人たちを祓って廻られます。

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護摩を組む時に炎のことも計算して作るのだと思う。
柴燈・採燈(灯)(さいとう)護摩の作り方でうまくしないと計算通り煙と炎があがらないでしょう。
本日の写真を見ると炎のあがり方が少ないかも。
煙ばかりでは、ちょっとカッコ悪いですからね。
このあたりが山伏さんの力量でしょう。

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↑炎がでてきました

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炎は、明日の写真に登場します。
炎を見て、太鼓の音、真言を聴くと心が綺麗になって行くような感じがする。
炎の力はすごいですよ。

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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柴燈大護摩供法要・・・3 [社寺]

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↑祭壇の火をつける

今日も柴燈大護摩供法要。
いよいよ点火。

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↑火をつける前の読み上げ

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別段書くこともないので「三密加持」について述べておきます。
「さんみつ」と言っても「3密」のことではありません。あれってうまくパクリましたよね。言葉が広まるのはいいのですが、本来の言葉の重要性が薄まったかも。

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「三密加持(さんみつかじ)」とは、簡単にいうと意識を集中するためのハウツウ。
三密の意味は、「身密(しんみつ)」「口密(くみつ)」「意密(いみつ)」の三つの要素。

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↑点火作業

「身密(しんみつ)」は、身体を使って行う、手で印を作ったりすることをいいます。仏像が指を不思議な雰囲気で組んだりしているでしょ。あれは、仏を表現しているのです。
手の指は、脳の神経に直結し、印を組むと脳を刺激する信号を発している。

「口密(くみつ)」は、真言を唱える。真言とは仏の名前のサンスクリット語。おもに仏の名前が多いかな。
声を出すということは、呼吸法にも繋がる。

「意密(いみつ)」は、イメージすること。仏を観想したりする。

「三密」とは、身密・口密・意密を同時に行うのです。この同時にする作業をすると普通は雑念が浮かびません。つまり意識が高度に集中する。そういう意識の状態で加持すると成るのです。
脳波でいうとβ波やα波からθ波やδ波になる。このことは簡易な脳波計で確認しております。
脳波を整える?と瞑想状態になる。
これを瞬時に移行できないと実践的ではない。

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↑点火する作業中に向こうの松明の火が消えた!

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↑慌てて祭壇から火を持ってきて再度点火。人が見てなかったらバーナーを取り出して付けただろうな。中にバーベキュー用の液体燃料を仕込んだりしないんだろうな。

よく重大な物事を決める時、集中して考えますよね。仕事の意志決定の時「ちょっと三時間ほど座禅してくる」なんて会議の場で言えないですよね。
それを瞬時にパパッとできないといけない。
しかも身体を安静な状態でなく、動きながらやるでも出来ないといけない。
武術なんかでもそうです。
こういう集中し、左脳も右脳も働いてくれる状態が人間の能力を引き出してくれるのです。
だから三密はとても大切なのです。

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↑この日は、火の付きが悪かった

おそらく、人間の持つ潜在能力を引き出すことがこれからの時代のテーマになります。左脳の性能がいい人間がいまのエリートとなっている。左脳の性能・・・記憶することなんて、人工知能に比べたら負けますよね。
左脳だけの人間では、解決できない問題が山積しているのが現代社会。

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柴燈大護摩供法要・・・2 [社寺]

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↑短刀を使った作業

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↑本物なんだろうか?

写真は、昨日の続き。
結界内の浄化?作業です。

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↑秘伝の作業らしい

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↑家でやってみようかな・・・

山伏さんがいろいろな獲物を使い浄化して行く。
皆さんの声が渋いですね。
音量なら私も負けないかも。
ノイズ認定ですからね。

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↑智積院管長

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↑護摩の所でも作業

これで場の浄化は完了。
これから点火作業です。

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祭壇の火を使うようです。

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閼伽(あか)という水を使った所作も大切な作業ですね。
点火する前に水で清めているらしい。

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柴燈大護摩供法要 [社寺]

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↑始まりと入場の鐘と太鼓

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↑法螺を吹きながら入場

さて、智積院の「青葉まつり」の柴燈大護摩供法要です。
いつもなら金堂で慶祝法要があるのですが、今年は金堂が工事中なので別の会場でやっておられた。もっともいつもその状態は音だけ聞く感じなんです。

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法要が終わったら、柴燈大護摩供法要となります。
柴燈大護摩供法要の方は、大峰山系の山伏さんが主役。
久しぶりのイベントと違うかな?

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↑智積院のお坊さん

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↑法螺音で場を浄化

みなさん、気合いが入ったはりました。
気合いはわかります。
本日は、入場から会場の結界内を浄化する作業です。
浄化するのにいろいろな作法がある。

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↑大鉞で場の浄化

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↑ポーズが決まっている!

門山の小僧状態で憶えてしまっている京男であります。
法螺貝、太鼓、鉦、錫杖(しゃくじょう)の音がいい。
真言もちょっと嬉しい。
とっても懐かしい。
もっとも今世ではやったことがないのですが。

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↑五色の矢で四方プラス一方向を浄化。矢を撮影!

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↑最後は、中央へ

過去世では、思い切りやったと思います。
でないと滝行が最初から一時間ぐらいできたとか。火渡りがすんなりできたりしたしね。断食だって平気だし・・・。
山に入ったら山の気で元気になるし・・・。

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 [社寺]

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さて、昨日の続き。
今日は、本番でした。
お天気もうまく行きました。

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私が行っていますからね。大丈夫。
昨日行われた真言宗智山派 総本山智積院 両祖大師誕生会・青葉まつりは出来ました。
青葉まつりとは、真言宗の宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁のご誕生をお祝いする行事です。

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お誕生日だから柴燈大護摩供をするのかな?
山伏さんがみんなで「ハッピーバースデー♪」はないか。

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でも久しぶりのイベントで気合いが入っておりました。
その模様は、写真を撮ってあるのでご紹介していきます。

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本日は、修験系の行事用のグッズ紹介です。
見ているとなんか面白いのです。
どこか凛としています。

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