京都盆地の地下には大量の水がある? [社寺]
本日もまだ下鴨神社の風景。
いまは、コロナの影響で参拝者は少ないかも。
ゆっくりお参りできます。
京都市って、昔からいい水が湧き出していました。
だからお豆腐屋さんや湯葉屋さん、お酒や醤油、酢を作るお店も多い。
実は、京都盆地の地下に巨大な水瓶が存在しているというのです。
その量は、琵琶湖に匹敵する211億トンもあるそうです。
京都盆地が琵琶湖をいっしょだった時期があるのです。それが造山運動で京都盆地になった。琵琶湖のような湖にならずに地下に存在する。
京都市内は、昔、すべては井戸水で暮らしていた。明治期に疎水が出来てから琵琶湖の水を水道として使うようになったそうです。
いま、井戸水は、大腸菌がでるから食品衛生法上使えないらしい。なんとか使えばいいのに・・・。
↑井上社(御手洗社)
この下鴨神社の井上社(御手洗社)も冷たい水が湧きます。いつもは水がないけど、夏の土用土用の丑の日にこの池の清水に足をつけると疫病や脚気にかからないとか、今日ではガン封じなど無病息災を祈ってお祓いをうける足つけ神事(御手洗祭)で土用の丑の前後4日間行われる。しっかりこの神事をしたらガンも脚気もコロナも大丈夫かも。真剣に取り組んだ場合ですけどね。
上巳の時は、流し雛をしたり、葵祭の斎王代が清めたりする神事が行われます。
御手洗を「おてあらい」と読まないでくださいね。「御手洗社(みたらししゃ)」と読んでください。
みたらし団子もこの御手洗社がはじまりと言われています。
そういえば最近、食べてないなぁ・・・。
↑なんで箸置きなんやろ?
いまなら人が少ないから井上社(御手洗社)だってゆっくりお参りでますよ。
水を飲んだりはできませんけど。
水を飲んだりは、足つけ神事の時でないとね。
結婚式もしたはりました。
二組みました。
大変な時期によくぞ結構しましたね。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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