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精進料理三昧 [食]

他府県からのお客様があった。
お一人がベジタリアンということで、白雲庵の普茶料理を予約して置いた。
お店に聞くと予約のみの営業でした。
調べると前回は、昨年の桜の咲く頃に来ています。別の他府県からのお客様でした。

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↑この部屋が好きなんです。

いつもの私のお気に入りの個室にテーブル席を設えてもらいました。
テーブルの方がゆっくりできます。
また個室ということでコロナ対応なんて無粋なことはしていないのがいい。
最近のコロナ対応で透明の衝立なんて・・・興醒めですからね。
私の場合、コロナ対応はしてあるので大丈夫なんです。

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↑落雁、食前のお茶と飲みます。

普茶料理は、中国から日本に伝えられた精進料理。
カラフルで可愛いのがいい。
出汁も野菜や昆布を使っている。鰹節も使わないで味付けがしてある。

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↑澄子(蘭茶)、塩漬の蘭の花にお湯が注いである。食事前に穢れた口と身体を清めるためのもの。

「普茶」とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」や「茶礼に赴く赴茶から」という意味とされ、茶による接待のことである。法要や仏事の終了後に僧侶や檀家が一堂に会し、供えられた季節の野菜や、乾物や豆、特に大豆を調理し、幼長男女の別なく食卓を囲み煎茶や抹茶などと楽しむ食事。

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↑胡麻豆腐、好みでワサビ醤油をかけて食べます。上に乗って居るのはイクラではありません。タピオカで作ってあるのです。

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↑麩の佃煮

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↑ほうれん草の辛子和え

普茶料理は、東京でもあるだろうけど、黄檗山萬福寺の側で食べるというのがいいと思います。
個室の和室は、静かね密談にはぴったりでした。

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↑吉野煮(雲片)

私も最近、精進料理がお気に入りなんです。
でも肉を食べたい時は、500グラムぐらいのレアのステーキでもいただきます。
本質的には肉食なんだろうな。
魚は、嫌いではないのですが、魚の脂と相性が悪い。胸焼けしてしまいます。昔からそうなんです。それとアルコールアレルギーなのでお酒は飲めないのです。だから刺身というのは、あまり食べませんね。肉は生でもいいのですが・・・。
これは、死ぬまで変わらないだろう。

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↑和合物

お客様は、男性だったけど、喜んでくださったと思います。
次回は、湯豆腐か大徳寺の精進料理がいいかも。

料理の写真は、まだあるので続けます。季節が違うので内容が変わるのでご紹介しておきますね。

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タグ:京都
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