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初夏 [風景・和菓子]

今年は、どうも調子が狂いますね。
春がなくて、気が付いたら初夏。
ほんとうに春がなかったかというとありました。
でも気分が春でなかった。

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京都市内もようやく人が出て来ました。
啓蟄みたい・・・。
でも・・・みなさんマスクしているからよくわかりませんが、表情が暗い。
10万円でも受け取ったら明るくなるのかな?
そういえば、まだ我が家にマスクも届いていない。
もういらんけど。
どこかに回収ボックスを設置して回収したらいいのかも。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「青梅」

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そういえばカメラを持って出ているけど写真をあまり撮れないな。
買い物に行って、必要とするモノを買ったらすぐに帰りたくなる。
いつも乗っている会社系のタクシーが少ないのです。だからバスで家に帰る。
このバスが田舎のバスのように本数が少なく、一時間に一台ぐらいなんです。
だから時計を見ながら買い物をしている。
デパートも全館オープンしているけど、コロナ後で魅力的でなくなったように感じます。なんだろう?座る場所も少なくなっているしね。
一時間も時間を潰せない。
タクシーで帰ればいいけど、私が嫌いな個人タクシーしかいない。

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↑青月餅、こしあん

困ったものです。
これで、コロナは、いったん終息して行くのだろうか・・・。
人々はこわごわ生活している。
最近、テレビでリモート出演が多いですね。
あれが、動く遺影に見えてしょうがない。
考えたら不気味な光景。
あんな状態を公共電波に乗せるのはちょっと・・・と思うのですが。
私だけだろうか。

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↑亀屋良長「水牡丹」、こういうデザインの生菓子が美味しく見えますね。

あんなテレビでも家で観ているのかな?
ネットに繋がるタイプのテレビの方がいいのかも。
普通の地上波なんて、全然面白くもなんともない。
テレビや百貨店というものが衰退期を迎えているのでしょうね。
ニュースで観ていると『シン・ゴジラ』の最初の方を観ている気持ちになる。
あれは、映画だから笑えるけど、今回のコロナの件は、笑えない。

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↑寒天、煉切、粒餡

これから経済災害が始まりますね。
どうするのだろう?

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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冷し中華 [食]

京都市内も少しずつ平常に戻って来ているようです。
でも60〜70%かな?
仮状態なんでしょう。
小売店では、過剰なほどの警戒状態。
なんか異常な感じがする。感染するのを恐れているのかな?
きっと自分たちのお店からクラスターが出たら休業を強いられるのが怖いのでしょうね。客からお店を守るためなんだろう。
でもどうやっても不特定多数を相手に商売をするリスクはそれほど変わらない。
国民がみんな不安な状態の再開。
でもひょっとして他国にくらべ、圧倒的に感染者が少ない原因を調査した方がいいかも。わかったら安心できるように思います。

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一昨日、急に冷し中華が食べたくなった。
シーズン的にはまだ早いかも・・・。
私がそんな状態になるのは珍しい。父親の面好きが移ったのかも。
気温の影響もあるのでしょうね。身体が甘酸っぱい食べ物を求めている?
京女と買い物に出た、取りあえずランチ。
その二日前、父親を病院につれて行き、どこも満員だったのに懲りて、早い目にスタート。私は、行列というのは苦手。
本日の龍鳳も席がなかった。2テーブルだから簡単にそうなる。

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↑龍鳳「冷し中華」

「なにを食べる?」というと彼女の冷し中華だった。
おかずは、肉団子甘酢でよかった。
好みもシンクロするのです。
そういうのが長年の経験なのかも。
好みが似てくる。

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↑肉団子甘酢

食べ終わって、買い物。
デパ地下なんです。
本当は、もうすこし専門的なモノが欲しいのですが、まだオープンしていないので仕方ない。
最近、バスの時間を見ながら買い物をする癖がついた。
タクシーが少なかったりするのです。
こういうのも早く普通に戻ってほしいものです。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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夏は来ぬ [風景・和菓子]

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和名のウツギの名は「空木」の意味で、茎が中空であることからの命名であるとされる。花は卯月(旧暦4月)に咲くことから「卯(う)の花」とも呼ばれ、古くから初夏の風物詩とされており、清少納言の随筆『枕草子』には卯の花と同じく初夏の風物詩であるホトトギスの鳴き声を聞きに行った清少納言一行が卯の花の枝を折って車に飾って帰京する話がある。近代においても童謡『夏は来ぬ』で歌われるように初夏の風物詩とされている。

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↑紫野源水「うの花」

『夏は来ぬ』
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

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↑きんとん製、白小豆粒あん

しばらく、こういう歌を忘れておりました。
そういえば、ホトトギスの鳴く声はまだきいていないな。

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↑紫野源水「落し文」

初夏の山道、筒状に丸められた葉が落ちている事があります。
巻いた手紙の形に似ているので、「時鳥(ホトトギス)の落とし文」とか、「鶯(ウグイス)の落とし文」とよばれました。
実は、このことから「オトシブミ」と名付けられた昆虫が、
栗や桜、楢、樺などの広葉樹の葉を巻いて中に巣を作り、卵を産み付けているのです。
孵化した幼虫はこの葉を食べて育つので、
この巣のことを「落とし文の揺籃(ようらん・ゆりかご)」といいます。
その姿から小鳥の恋文まで想いを巡らせた先人の発想には、感心しますね。

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↑ 外郎製、白小豆こしあん入

最近、昔の風情を見聞きするのが少なくなりましたね。
ちょっと思い出し、使うのもいいことかも。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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お豆腐が美味しそう [風景]

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昨日は、私の病院へ行く。
三ヶ月前に予約していたからしかたない。
いつものように歩いて行く。

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歩くにはいい季節ですね。
人の少ない場所では、マスクを外す。
マスクって鬱陶しい季節になりました。
もっと蒸し暑くなったらどうするのだろう?

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病院にすすっと入ると追いかけられた。
体温を測らないといけないらしい。
それは失礼。
低体温がばれてしもた!でも入るには問題なかった。
アルコール消毒は、無理です。もちろん飲むのも。
採血なら非アルコール消毒してくれるのですが・・・。

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病院、最近になってすごく警戒厳重になりました。
小売店のレジなんかもそうです。
一番、ヤバイ時期には、無防備だったのに・・・。

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↑鐘園亭泉涌寺店「鶏の甘酢」

人が少ないのか診察はすぐに呼ばれた。
ドクターと楽しく歓談。
次回は、お盆の予約。
なんぼなんでも、コロナ騒ぎはいったんおさまっていることでしょう。

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↑お豆腐が美味しそうに見えました

そういえば、また来月も病院がある。
三ヶ月なんてあっという間ですね。

和菓子

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ケ飯 [食]

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↑永正亭「木の葉丼」

昨日は、父親を病院につれて行く。
咳が出て、熱がでている・・・なんて状況でなく、薬がなくなったのでそれをもらいに行くだけのために行った。
「電話で無理なのか」と病院に聞いても、京都市内の病院でそんなことが通じるわけがありません。テレビ会議システムは・・・と聞くのももっと無理。

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↑特田舎そば

ただ、昨日は実家によって良かった。
見慣れない機械が置いてあった。聞くと電話でセールスがあり、無料だからと父親が注文していたコーヒーマシンだった。某ネスカフェ製のモノでした。
「こんな機械、使えるの?以前、買ってだめだった機械と同じタイプのモノじゃない?」と言うと、その件は憶えていた。
コーヒー豆の代金で送ってきたらしい。
年寄りにこんなものを送りつけるなんて・・・私が電話をし、クーリングオフの処理をする。危ないなぁ・・・。「無料」とテレビでCMをやっているということで、反応しららしい。危ないなぁ。

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↑天とじ別れ(小)

無料で十万円くれると言われたら反応するのでしょうねぇ。
ネットで手続きをするのに3日もかかったという話しを一昨日聞いたところだった。
世の中、サギまがいの人達がいるのでご注意ご注意。

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↑田舎天ぷら付き(温)

本日「ケ飯」とは、「ハレ(晴れ、霽れ)」と「ケ(褻)」のこと。
そういえば昨日ぐらいから、百貨店が本格的に再開しはじめていた。
昔、百貨店といえば「晴れ着」を着て行ったものです。それがいまは、半ズボンで行く。ホテルなんかもそう。
最近は、人が亡くなっても葬式をやらないのが多いらしい。特別な物事がすくなくなったということか。
法事だって、祭だってやれない。
コロナの影響は、すごいですね。

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↑田舎そばとちらし丼

我が家にとって、永正亭のこの程度の外食は、普段着なんです。
特別なものではない。

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↑ちらし丼、天かすをたまごでとじた貧乏臭い丼。これがいいんですよ。

考えたら、ケジメ?が無くなったですね。
いいもわるいも。
結果的に、すべてが「ケガレ(褻・枯れ)」となった。

和菓子

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