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天意と人意 [社寺]

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本日の写真は、京都御苑内にある宗像神社。
写真を見るとわかりますが、随分掃除されていない。
こういう神社の姿を見るとちょっと悲しくなる。

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宗像三女神(多紀理比売命、多岐都比売命、市寸島比売命を主祭神に、倉稲魂神と天岩戸開神の2柱を配祀する本来なら華やかでないといけないと思うのですが・・・。
これでは、ちょっと悲しくなる。

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「天意」と「人意」というのがある。
天意は、自然そのものではあります。でも自然のままにしておくと荒れてくる。
やはり人間の手で綺麗に保った方がいい。
「天意」と「人意」のバランスが大切ですね。

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社寺の場合は、つれに綺麗に掃き清められている方がいい。
それが出来なくなったら社寺もお終いかな。
荒れた社寺では、神仏も宿らないのかも。

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京都御苑の樹木は立派な大木が多い。
形も堂々としている。
でも根が浅いので、台風や天災で簡単に倒れる。
見かけは、どうどうとしているのですが・・・・。
見栄えだけの弱さを感じる。
本当の自然じゃないからかも。
そういえば日本の山はほとんど植林らしい。
それも手入れされていないから、荒れ放題。
食べ物がないから、自然の動物たちは街に出てくる。
それも悲しい。

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これからの日本は、そういう山林を本来の姿に戻した方がいいのかも。
人工ももっと減らし、経済も縮小してもいいのかも。
そう思う時がある。

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それも「天人冥合」というような世界が来るのだろうか?
意味は、天意と人の言行が自然と一致すること。人の言行が正しければ、おのずとそれは天意であること。

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タグ:社寺 京都
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